この記事を読んでいるあなたは、
- 麻雀の割れ目とは何かを知りたい
- 割れ目のルールや計算方法を知りたい
- 割れ目で勝つためのコツを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「麻雀の割れ目のルールや計算方法、勝つためのコツ」などを紹介します。
麻雀の割れ目とは
割れ目とは、麻雀のローカルルールで、開門という場所に座るプレイヤーの得点と失点が2倍になります。
割れ目ルールを適用すると、割れ目のプレイヤーはアガった際にもらえる点数は2倍になりますが、割れ目のプレイヤー以外の人がアガった際に払う点数も2倍になります。
そのため、リスクとリターンの高い状況になるのです。
割れ目ルールでは、ドラ牌を2枚表示させたり、導火線や青天井という特別ルールを取り入れたりすることもあります。
麻雀の割れ目のルール
麻雀の割れ目ルールでは、青天井や導火線という特殊なルールがあります。
青天井は、満貫以上の役でも符と翻で正確な点数を出すルールです。
導火線は、いずれかのプレイヤーがアガるたびに割れ目の対象者が替わるルールです。
割れ目ルールで勝つためのコツは、大きな役を狙わずに早くアガることや、割れ目がリーチしたら危険だと思うこと、割れ目以外の人は助け合うことなどです。
また、割れ目ルールの重要なポイントは開門です。
開門とは配牌する際に親がサイコロを振って牌山を分けることで、開門の場所はサイコロの目によって決まります。
割れ目の特別ルール
割れ目のみに適応される特別ルールを解説していきます。
青天井
青天井とは、麻雀の特殊な点数計算方法を行うルールです。
通常の麻雀において、5翻以上の役は満貫や跳満などの固定点になりますが、青天井ルールでは満貫以上でも符と翻で正確に点数を出します。
例えば、子の場合、5翻30符は8,000点ですが、6翻30符は16,000点、7翻30符は32,000点となります。
青天井ルールでは、点数に上限がないため、高翻数の役でアガれば天文学的な数字になることもあります。
青天井ルールは通常の麻雀よりもハイリスク・ハイリターンになるため、いつもよりもスリルのあるゲームを楽しめるでしょう。
導火線
導火線とは、割れ目の対象者が変動するルールです。
割れ目ルールでは、開門という場所に座るプレイヤーの点数のやり取りが2倍になりますが、青天井ルールでは和了が発生した際の自摸牌の場所が2倍になる対象となります。
つまり、誰かがアガるたびに割れ目の対象者が変わるのです。
そのため、誰が割れ目になるかは予測しにくいため、戦略を立てるのも難しくなります。
なお、導火線というのは、減っていく牌山を導火線に見立てた呼び名だといいます。
導火線ルールでは、通常の麻雀よりもドキドキ感やスリルを味わえるでしょう。
麻雀の割れ目の計算方法
割れ目の計算方法は難しくありません。
符と飜で基本点を求めたあとに、割れ目のプレイヤーだけ2倍にすればいいのです。
点をもらう場合、支払う場合のいずれも2倍になります。
例えば、親が割れ目で満貫をツモったら、通常は4,000点オールですが、割れ目だと8,000点オールになります。
反対に、子が割れ目で満貫をロンしたら、通常は親から8,000点、子から4,000点をもらいますが、割れ目だと親から16,000点、子から8,000点をもらうことになります。
麻雀の割れ目で勝つためのコツ
割れ目で勝つためのコツを解説していきます。
とにかくアガることを優先する
麻雀の割れ目で勝つためのコツは、とにかくアガるのを優先することです。
つまり、自分の手牌を高得点にするよりも、早くアガることを目指すのが重要です。
なぜなら、割れ目ルールでは得点の移動が大きくなるため、ほかのプレイヤーが割れ目の際はもちろん、自分が割れ目の場合も大きな手を狙ってじっくり進めるのはリスクが高いです。
割れ目ルールでは、複雑な役を追い求めるのではなく、簡単な役であってもスピード優先でアガってしまいましょう。
リーチが掛かったら慎重に牌を切る
自分以外のプレイヤーが割れ目の場合に、割れ目がリーチを掛けた際は小さな手でも大きな点数が動く可能性が高くなります。
もちろん、大きな役であればかなり高得点になるでしょう。
そのため、割れ目がリーチを掛けたら慎重に牌を切る必要があります。
それまで以上に待ち牌が残っているかの確認や、ほかのプレイヤーの捨て牌や動きを観察することが重要になります。
他のプレイヤーと助け合う
麻雀は個人競技ですが、割れ目ルールでは割れ目以外のプレイヤーの助け合いが必要です。
割れ目以外の3人で力を合わせて、割れ目のプレイヤーにアガらせないように協力することが重要になります。
割れ目以外のプレイヤーは、自分だけでなくほかの割れ目でないプレイヤーの手牌も考えて打つことが大切です。
例えば、割れ目以外のほかのプレイヤーが副露したら役が完成するように考えて牌を捨てるなど、とにかく割れ目のプレイヤー以外がアガれるように戦略を立てなければなりません。
割れ目ルールを適用する際に、割れ目でない場合は割れ目以外のプレイヤーが1つのチームになったつもりで助け合いましょう。
麻雀の割れ目に関してよくある質問【Q&A】
麻雀の割れ目に関してよくある質問に回答していきます。
ギャンブル卓と超割れ目卓の違いは?
ギャンブル卓と超割れ目卓は、いずれもセガNET麻雀MJというオンライン麻雀ゲームにおける対局形式の一種です。
ギャンブル卓は、MJチップという仮想通貨を賭けて対局する形式です。
MJチップはゲーム内で獲得できるほか、購入もできます。
ギャンブル卓では、レートが高いほど賭けるチップの量も多くなります。
また、ギャンブル卓ではイベント報酬という特典がありません。
一方、超割れ目卓では、牌の開門の場所にいるプレイヤーが割れ目となり、そのプレイヤーの得点の収受が2倍となる割れ目ルールが適用されます。
超割れ目卓では、ギャンブル卓と同様にMJチップを賭けて対局しますが、レートは固定されています。
よって、ギャンブル卓と超割れ目卓の違いは、適用されるルールとレートが変動するかどうかという点です。
麻雀におけるインフレルールとは何?
麻雀のインフレルールとは、点数やチップの流れが激しくなるような特別なルールのことです。
インフレルールを使うと、麻雀の楽しさや難易度が変わるでしょう。
インフレルールにはいろいろな種類がありますが、有名なものをいくつか紹介します。
- アリス麻雀:リーチをかけて和了すると、ドラ表示牌の横にある牌を順番にめくっていきます。めくった牌が自分の手牌に含まれていれば、さらに次の牌をめくり、手牌に含まれていない牌が出るまで続けます。めくった枚数に応じてチップをもらえます。
- ビンタ麻雀:自分より順位が高い人から点数をもらい、自分より順位が低い人に点数を払います。払う額は終局時に原点よりも多く持っているか、少なく持っているかで変わります。
- 割れ目麻雀:配牌を始める側に座っているプレイヤーが割れ目と呼ばれ、そのプレイヤーの得点のやりとりが2倍になります。例えば、東家が割れ目であれば、東家がアガった場合はほかのプレイヤーから2倍の点数をもらい、割れ目以外のプレイヤーがアガった場合は東家が2倍の点数を払います。
- 赤ドラ4枚麻雀:通常は赤5筒・赤5索・赤5萬の3枚の牌に赤ドラが入っていますが、このルールではさらに赤3筒・赤3索・赤3萬の3枚もドラに加わります。
インフレルールは通常のルールよりもスリルがあり面白く感じるかもしれませんが、負けると大きな損失になる可能性が高いです。
インフレルールで麻雀をする際は、大きなリターンが見込める分、リスクも大きいことを理解しておきましょう。
ジャッジアイズで麻雀の割れ目は適応されてる?
セガのアクションアドベンチャーゲーム「ジャッジアイズ」では、ミニゲームとして麻雀がプレイできます。
麻雀がプレイできるスポットは点在しており、ゲーム内で登場する雀荘「橘」では特別ルールとして割れ目ルールが適用されています。
ほかの麻雀ができる場所ではルールのカスタマイズなどはできますが、割れ目ルールは適用されていません。
麻雀の割れ目のルールや勝つコツまとめ
この記事では、「麻雀の割れ目のルールや計算方法、勝つためのコツ」などを解説してきました。
麻雀の割れ目は、特定のプレイヤーの得点と失点が2倍になる特殊なルールです。
割れ目ルールを理解すれば、スリルのある麻雀を楽しめると同時に麻雀の楽しみ方の幅が広がります。