この記事を読んでいるあなたは、
- Mリーガーの瀬戸熊直樹とは誰かを知りたい
- 瀬戸熊直樹のMリーグ成績を知りたい
- 瀬戸熊直樹が所属しているチームを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「【Mリーグ】瀬戸熊直樹のプロフィールや成績、年収」を紹介します。
【Mリーグ】瀬戸熊直樹とは
出典:https://twitter.com/setokumanaoki/status/1571513076964556801
瀬戸熊直樹は、日本プロ麻雀連盟所属の競技麻雀のプロ雀士で、Mリーガーとしても活躍しています。
日本プロ麻雀連盟のトップタイトルである鳳凰位と十段位を3度制覇した誰もが認めるトッププロで、所属団体のエース的存在です。
鋭い読みや守備力にも定評がありますが、攻撃的な打ち方で知られており、「卓上の暴君」という異名を持っています。
また、瀬戸熊直樹はここぞという局面で攻撃の手を緩めずに猛連荘をかけることが多く、必殺技は「クマクマタイム(KKT)」と称されるほどです。
なお、瀬戸熊直樹のプロフィールは以下の通りです。
生年月日 | 1970年8月27日 |
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身長 | 非公開 |
出身地 | 千葉県勝浦市 |
趣味 | スポーツ観戦 |
所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 |
SNSアカウント |
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獲得タイトル |
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瀬戸熊直樹の経歴
瀬戸熊直樹は、高校生の頃に流行っていたカード麻雀に夢中になり、友人と対局する日々を送っていたといい、それが麻雀との出会いでした。
三浪を経て入学した大学では授業とアルバイトの傍ら、麻雀に明け暮れ、就職活動は一切しなかったようです。
しかし、教授の勧めで採用試験を受けた建設会社に縁あって入社することになりました。
このタイミングで麻雀プロという存在を知り、社会人1年目の際に27歳でプロ入りします。
その後、父親に言われていた「石の上にも三年」という約束を果たし、3年で会社を辞めて麻雀プロ一本で活動していくことを決意します。
会社を退職した際、瀬戸熊直樹が心に決めた目標は「鳳凰位獲得」でした 。
2004年にA1リーグに昇格し、2005年には鳳凰位決定戦の決勝に残り、最終日の最終戦までトップに位置するも土田浩翔に大逆転されてしまいます。
それからの日々、瀬戸熊直樹は鳳凰位獲得のための生活を始めたといい、2009年に初めて鳳凰位を制覇しました。
翌年には鳳凰戦を連破し、2012年に3度目の鳳凰位となっています。
2018年には、MリーグのTEAM RAIDEN/雷電から2位指名を受けます。
2021年には18年振りのA1リーグ降格となるなど苦戦する中、麻雀最強戦2021で初めて最強位に輝きました。
瀬戸熊直樹の所属先チーム
瀬戸熊直樹の所属先チームについて解説します。
これまで所属したチーム
瀬戸熊直樹は、2018年からTEAM RAIDEN/雷電に所属しており、2023年現在までにほかのチームに移籍はしていません。
2018年に行われたMリーグドラフト会議で、3巡目に指名を受けました。
チームのほかのメンバーは、萩原聖人、黒沢咲、本田朋広です。
株式会社電通によるチームで、チーム名は「大相撲史上最強と称される伝説の力士・雷電のような強さと礼儀を兼ね備え、雷のごとく電光石火の攻撃を目指す」という意味を込めて付けられました。
今後移籍する可能性はある?
瀬戸熊直樹が現在のチームから他チームに移籍に関する可能性は低いです。
Mリーグには、メンバーの移籍に大きく関わる選手入れ替えの規定があります。
この規定は、同じ選手構成で2年連続ファイナルシリーズ(2023〜24年シーズンからはセミファイナルシリーズ)に進出できなかった場合、最低1名の選手を入れ替えなければならないというものです。
TEAM RAIDEN/雷電は、2022~23年シーズンにファイナルシリーズへの進出を果たしているため、規定の対象にはなりません。
そのため、直近の2シーズンで瀬戸熊直樹が規定のために移籍をすることはありませんが、Mリーグでは選手の意志による移籍の制限はないため、移籍の可能性がないとは言えません。
瀬戸熊直樹のMリーグ成績/戦歴
瀬戸熊直樹のMリーグ成績や戦歴を解説します。
個人成績
瀬戸熊直樹のMリーグでの個人成績は、以下の通りです。
- 2018年:レギュラーシーズン21位
- 2019年:レギュラーシーズン11位、セミファイナルシリーズ21位
- 2020年:レギュラーシーズン11位、セミファイナルシリーズ20位
- 2021年:レギュラーシーズン32位
- 2022年:レギュラーシーズン4位、セミファイナルシリーズ6位 、ファイナルシリーズ5位
瀬戸熊直樹は、Mリーグ初年度の2018年からMリーガーとして活躍しています。
しかし、初年度は自身の責任でリーグ最下位となってしまったと語るなど、翌年以降もなかなか良い成績を残すことができませんでした。
ただ、成績には反映されなかったものの「クマクマタイム」を発動するなど、見せ場を作った試合はありました。
2022年度シーズンではチーム初のファイナル進出を決め、個人成績5位という好成績を残しているため、今後の活躍が期待されています。
チーム成績
瀬戸熊直樹が所属するTEAM RAIDEN/雷電のMリーグでの成績は、以下の通りです。
- 2018年:レギュラーシーズン7位
- 2019年:レギュラーシーズン5位、セミファイナルシリーズ6位
- 2020年:レギュラーシーズン6位、セミファイナルシリーズ6位
- 2021年:レギュラーシーズン8位
- 2022年:レギュラーシーズン5位、セミファイナルシリーズ3位 、ファイナルシリーズ3位
TEAM RAIDEN/雷電は、Mリーグ初年度の2018~19年シーズンはレギュラーシーズンで敗退し、2019年度はセミファイナル敗退となります。
この時点で唯一のファイナルシリーズ未進出チームとなりますが、2020~21年シーズンもメンバーの調子が安定せずに2年連続でファイナル進出を逃しました。
2018~19年シーズンのレギュラーシーズンでは、最下位まで転落するなど苦戦しましたが、黒沢咲の活躍により年内を3位で終えました。
2019~20年シーズンのレギュラーシーズンでは、5位通過でしたがセミファイナルで3着以上につけられず、結果としてファイナルシリーズにコマを進めることができませんでした。
2020~21年シーズンにはMリーグで唯一のファイナルシリーズ未進出チームとなる中、2年連続でセミファイナルに進むもファイナルシリーズ進出を逃しました。
2021~22年シーズン開幕前のドラフト会議では本田朋広の加入が決まり、4名体制のチームとなりました。
2022~23年シーズンに初のファイナルシリーズ進出を決め、3位という成績を残しています。
瀬戸熊直樹の年収はいくら?
瀬戸熊直樹の正確な年収は公開されていません。
しかし、Mリーグでは最低400万円の年俸が保証されているため、400万円以上の年収であることは確実です。
加えて、瀬戸熊直樹は麻雀界をけん引するトッププロとして活躍しており、タイトル戦で賞金を得られる可能性も高く、自身の試合以外にもほかの選手の試合の解説を担当することも多々あります。
また、出版している著書があるため、印税の収入もあるはずです。
ほかには、テレビや雑誌などのメディア出演での報酬もあると予想できます。
あくまで推測となりますが、瀬戸熊直樹の年収は1,000万円前後ではないかという声が複数見受けられました。
瀬戸熊直樹は結婚している?子供は?
瀬戸熊直樹は結婚しています。
テレビ番組に出演した際に妻とのエピソードを明かしており、夫婦仲のよさがうかがわせました。
妻と出会ったのは雀荘で、「この人に麻雀を教わったら鳳凰位になれる」と瀬戸熊直樹が感じたほどの麻雀の腕の持ち主のようです。
また、「卓上の暴君」の異名を持つ瀬戸熊直樹ですが、家庭での権力は妻の方が強いといいます。
お金の管理はすべて妻が行っており、お小遣い制で、麻雀の大会で獲得した賞金も妻に預けているようです。
なお、子供は2人いるという情報がありましたが、詳細は明かされていませんでした。
瀬戸熊直樹の経歴や戦歴のまとめ
この記事では、「【Mリーグ】瀬戸熊直樹のプロフィールや成績、年収」を解説しました。
瀬戸熊直樹は日本プロ麻雀連盟所属の麻雀のトッププロで、Mリーグの所属チームはTEAM RAIDEN/雷電ということがわかりました。
流れに乗った際の暴れっぷりから「卓上の暴君」と呼ばれていますが、家庭では妻に頭が上がらないという意外な一面も見せています。
鳳凰位を3度獲得という華々しい経歴を持ちながらも、Mリーグでは苦戦する時期が続き、2022~23年シーズンに初めてファイナルシリーズ進出を果たしました。
瀬戸熊直樹のMリーグでの活躍に注目が集まります。