清一色(チンイツ)とは?点数や揃えるべき役、注意点などを解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • 清一色(チンイツ)とは何かを知りたい
  • 清一色(チンイツ)と相性が良い役を知りたい
  • 清一色(チンイツ)を狙う際の注意点を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに「清一色(チンイツ)とは何かや点数、相性の良い役、注意点」などを紹介します。

結局、一番おすすめの麻雀アプリは?

結論、麻雀アプリではジャンナビが最もおすすめです。

ジャンナビは、

  • 累計会員数500万人以上
  • 現役のプロ雀士とも対局可能

等の理由で、現在大人気の麻雀アプリです。

>>ジャンナビを
30秒で無料インストール!<<<

清一色(チンイツ)とは

清一色(チンイツ)とは

清一色(チンイツ)とは、萬子・索子・筒子のいずれか1種類のみで手牌を揃えて完成させる麻雀の役です。

正式名称はチンイーソーですが、略してチンイツと呼ばれています。

面子から雀頭まで1種類の牌で統一するだけなため初心者でも覚えやすい役ですが、清一色の出現確率は0.94%です。

また基本は多面待ちとなり、気が付いたらフリテンしてチョンボする可能性もあります。

難易度は非常に高く、上級者向けの役といわれています。

なお、清一色は他の役と複合することもできるため高得点を狙うことが可能です。

清一色(チンイツ)の点数

清一色の点数は6翻です。

この点数は役満を除く手役のなかでは、最も高い点数となります。

親なら12,000~18,000点、子なら8,000~12,000点程度となるでしょう。

鳴くと食い下がりありで5翻となりますが、それでも満貫は確定です。

またほかの役やドラなどと複合させれば、跳満や倍満の可能性もあります。

清一色(チンイツ)と揃えるべき役

麻雀している様子

清一色(チンイツ)と一緒に揃えるべき役を解説していきます。

一気通貫(イッツウ)

一気通貫とは、萬子・索子・筒子いずれか1種類の数牌で1から9の順子で揃える役です。

「1.2.3」「4.5.6」「7.8.9」と数字が並んでいるのが成立条件であり、「1.1.1」などと同じ数字が並んでいる場合、一気通貫は成立しません。

また、順子は面子のみで揃える必要があり、雀頭でも一気通貫にはならないため注意しましょう。

3面子を1種類の数牌で揃える一気通貫は、面子から雀頭を同種類の数牌で揃える清一色と非常に相性が良いです。

一気通貫は門前でなくともあがることが可能で点数は2翻役、鳴くと1翻役となります。

清一色と一気通貫を複合させることで最高8翻役、鳴いても6翻役と高得点が狙えます。

平和(ピンフ)

平和はすべての面子を順子で構成する役で、成立すると1翻役となります。

麻雀のなかで基本的な役の1つで出現確率は20%と高く、初心者でも狙いやすい役です。

しかし、平和の成立条件は少々複雑です。

  • 門前であること
  • 4面子すべてが順子であること
  • 雀頭が役牌でないこと
  • テンパイした際に両面待ちであること

平和と清一色を複合させるためには、門前でなくてはなりません。

ポンやチーをした時点で、平和は成立しなくなります。

また面子はすべて「1.2.3」や「7.8.9」といった順子で揃えなくてはなりません。

雀頭が役牌でも、平和は成立しません。

三元牌、場風牌、自風牌が雀頭にならないよう注意しましょう。

最後に、テンパイした際には両面待ちである必要があります。

両面待ちを含む3面待ちなど多面待ちも可能です。

鳴かずに清一色を成立させるのは少々難しいですが、平和と一緒に成立させれば7翻役と高得点が狙えます。

対々和(トイトイ)

対々和は、4面子すべてを刻子のみで揃える役です。

門前でも鳴いても食い下がりなしで2翻役となります。

面子が刻子のみであれば成立するため、数牌だけでなく字牌でも構いません。

ただし、字牌で対々和を成立させてしまうと清一色が不成立となるため注意しましょう。

刻子のみで成立させる対々和と清一色の相性は良いものの、やや難易度は高くなります。

鳴いても食い下がりがないため、複合して7翻役とこちらも高得点が狙えます。

清一色(チンイツ)が成り立つ条件

牌と点棒

清一色(チンイツ)が成り立つ条件は「1種類の牌だけで揃える」「雀頭1種類・面子4種類集めればアガれる」です。

牌は数牌(萬子・索子・筒子)のいずれかで揃える必要があり、字牌は使用できません。

1種類の数牌で雀頭から面子まですべてを揃えると、清一色が成立します。

順子や刻子であるといった条件はありません。

門前でも成立しますが、鳴いてアガることも可能です。

門前で成立した場合は6翻役、鳴いた場合は食い下がり5翻役となります。

なお、索子で揃えた場合や揃える数字の並びによって役満になる可能性もあります。

役名緑一色(リューイーソー)九蓮宝燈(チューレンポートウ)
条件
  • 雀頭と面子を赤い色が入っていない索子の緑だけで揃えること
  • 鳴き(ポン・カン・チー)OK
  • 順子・刻子など並びの条件はなし
  • 待ちの条件はなし
  • 雀頭と面子は数牌のうち1種類のみであること
  • 1と9を3枚ずつ、2から8までを1枚ずつ揃える
  • さらに1から9のいずれか1枚を加える
  • 門前のみ
  • 待ちの条件はなし

清一色を目指す際には、これらの役満を目指してみてはいかがでしょうか。

清一色(チンイツ)を狙うメリット

紙に書かれた笑顔

清一色(チンイツ)を狙うメリットを解説していきます。

手牌を綺麗に揃えてアガれる

清一色を狙うメリットの1つは、手牌を綺麗に揃えてアガれるという点です。

1種類の数牌のみで構成される清一色は、揃えている間も完成した際も見た目が美しく仕上がります。

また順子や刻子といった条件はなく、1種類の数牌を集めるため初心者でも覚えやすい役です。

門前せずにアガれば6翻役つくため、清一色が揃えられた際は大きな達成感を味わうことができるでしょう。

高得点でアガることができる

清一色を狙うもう1つのメリットは、高得点でアガることができるという点です。

自力で揃える門前であれば6翻役、鳴き(ポン・カン・チー)でも5翻役と高い得点力があります。

役満を除けば通常役のなかでは最高得点であり、親なら12,000点、子なら8,000点程度です。

また、ほかの役と複合できるためさらなる高得点を目指すこともできます。

基本中の基本である断么九(タンヤオ)や平和(ピンフ)、同じ数牌・順子を2組作る一盃口(イーペーコー)など相性の良い役は多いです。

さらにドラが重なれば、数え役満も可能です。

清一色の上位役には、緑一色(リューイーソー)や九蓮宝燈(チューレンポートウ)があり、どちらも役満となります。

緑一色は索子だけで揃える役であり、形は通常の清一色と同様ですが、索子のなかでも赤色が入らない緑色の牌のみでなくてはなりません。

ただし面子の組み合わせは自由、鳴いてアガることも可能です。

九蓮宝燈は、役満のなかでも最も難しいといわれています。

萬子・索子・筒子いずれか1種類の数牌で「1112345678999」と1~9の数字から1つ揃えます。

待ちの条件はありませんが、門前でしか成立しません。

万が一鳴いた場合は、清一色となるため注意しましょう。

清一色(チンイツ)を狙う際の注意点

注意の看板

清一色(チンイツ)を狙う際の注意点を解説してきます。

相手(他家)に狙っている牌がバレやすい

清一色を狙うデメリットは、相手(他家)に狙っている牌がバレやすいという点です。

清一色は「染め手」といい、1種類の数牌しか使いません。

そのため捨て牌が偏り、他家に清一色狙いだとバレて警戒される可能性が高くなります。

捨て牌の偏りと鳴く牌によっては、狙っている牌が顕著になり相手はより警戒するでしょう。

そうなると、鳴かせてもらえなかったりアガり牌を止められたりするため注意してすすめなくてはなりません。

鳴いてアガるのは難しくなりますが、その分門前で6翻役と高得点を狙うことが可能です。

一方、狙っている牌がバレやすいという点はメリットともいえます。

他家は清一色を成立させないように警戒しなくてはならず、自由に役を作りにくくなります。

配牌の段階で、どの数牌でどのように構成するかなどを瞬時に見極める必要があります。

また、清一色を成立させるには不要な牌をどんどん切り出さなくてはなりません。

他家に有利な牌を切らないよう注意する必要もあり、覚えやすい役ではあるものの初心者にはなかなか難しい役といえます。

なお、これは他家が清一色を狙っている際にもいえることです。

捨て牌に偏りがないか、どの牌で鳴いているかをきちんと確認しましょう。

清一色と似た手の混一色(ホンイツ)と見極めるのは難しいですが、その場合は他家が集めている数牌と字牌を切らないよう気を付ける必要があります。

単純だが待ち牌が多く分かりづらい

清一色を狙うもう1つのデメリットは、待ち牌が多く分かりづらいという点です。

清一色は1種類の数牌のみで構成する役であり、多くの牌がそれぞれの関連牌という形になります。

待ちが多いことはその分、清一色を成立させる確率が高くなるといえますが、どの牌を待っているのか分からなくなりがちです。

とくに初心者は、アガり牌を捨ててしまっていたりリーチ後にアガり牌を捨てていたりと、いわゆるフリテンになることもあります。

目の前に人がいる状態だと焦ってしまい、ゆっくり考える時間はありません。

フリテンでロンしてしまうとチョンボとなり、せっかく高得点が狙えるチャンスも無駄になるため注意しましょう。

清一色は多面待ちが基本です。

瞬時に待ち牌を割り出せるようになるには、ある程度の経験と慣れが必要になるでしょう。

清一色(チンイツ)の点数や揃えるべき役などのまとめ

麻雀牌を持つ手

この記事では、「清一色(チンイツ)とは何かや点数、相性の良い役、注意点」などについて解説してきました。

清一色は、萬子・索子・筒子のいずれか1種類のみで手牌を揃えて完成させる麻雀の役です。

門前であれば役満を除く通常役のなかでも最も高い点数である6翻、食い下がりでも5翻と高い点数となります。

基本は多面待ちとなるため、瞬時に待ち牌を見極めなくてはなりません。

初心者でも覚えやすい役ではありますが、成立させるのは難しく上級者向けの役です。

また、捨て牌に偏りが出るため他家に狙っている牌がバレやすく警戒されやすくなります。

ただし警戒されている分、他家も好きに役が作れなくなる点はメリットともいえるでしょう。

清一色はほかの役と複合させることも可能です。

清一色の上位役である緑一色や九蓮宝燈、平和などを組み合わせて数え役満もできるため、どんどん経験を積んでチャレンジしていきましょう。