麻雀のオーラスとは?専門用語やルール、注意点などを解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • 麻雀のオーラスとは何かを知りたい
  • オーラスが発生する条件を知りたい
  • オーラスの際の注意点を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに「麻雀のオーラスとは何かやよく使われる用語、条件、注意点」などを紹介します。

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麻雀のオーラスとは

散らばった麻雀牌

麻雀のオーラスとはオールラストの略称であり、最終局、最後のゲームという意味の和製英語で、麻雀以外の状況でも耳にすることがあるような一般的な言葉です。

麻雀をプレイしている際に使用されるオーラスという言葉には、使用される状況によって多少意味が異なるため注意が必要ですが、最終ゲームという認識で問題ありません。

また、オーラスと言われても親であるプレイヤーの状況によってはゲームが続くこともあるため、状況によってはゲームがすぐに終わらないなど進行が異なります。

麻雀は中国発祥のゲームと言われていますが、オーラスやリーチといった英語由来のものや、日本で遊ばれるようになってから少し変化したような言葉がたくさんあります。

今は一般的に使用されている言葉でも、語源を辿っていくと麻雀由来の言葉であるものも多数あるため、麻雀のルールを覚えるのと同時に調べてみると面白いです。

麻雀のオーラスでよく使われる用語

麻雀で遊ぶ人

麻雀のオーラスの場面でよく使われる用語を紹介していきます。

まくり

まくりとは、まくるとも言われ、オーラスとなったゲームにて、ゲーム開始時点で2位以下だったプレイヤーがトッププレイヤーの点数を上回って1位になることを意味します。

競馬や競艇といったギャンブル系で使用される言葉でもあり、勢いよくトップを抜く、逆転勝利を納めるといった、勢いのある勝利といったニュアンスの意味になります。

麻雀では難しいですが、競馬や競艇ではわざと序盤に力を抜いたり、力を温存しておいたりして、後半で一気に勝負を賭けるといった戦法として使われる言葉です。

オーラスで頑張ってまくった、最後にまくれて良かった、というように使用されます。

またオーラス同様、麻雀に限らず意味を知っている人同士であれば逆転勝利という意味として、日常会話でも使用されることもあります。

ラス前

ラス前とは、ラストの1つ前という言葉を略した意味で、オーラスの1つ前、最終局の1つ前のゲームという意味がある麻雀用語です。

具体的な状況で言うと、半荘戦では南3局、東風戦では東3局、一荘戦では北3局がラス前とされるゲームにあたります。

稀にオーラスで決勝を指し、準決勝のことをラス前という場合もあるため、麻雀をプレイしたい方は覚えておくと便利です。

なお、オーラス同様に、ラス前としていてもオーラスの状況によってはゲームが続く場合もあるため、その場のルールや状況の確認はゲームプレイに必須です。

ラス確/アガラス

ラス確やアガラスといった用語は同じ意味を持っており、ラスト(最下位)が確定している、順位の最下位を確定させるといった意味があります。

状況にもよりますが、最下位の人が順位を上げようともせずにゲームを終わらせようとする行為を指し、トップ争いをするプレイヤーからは嫌われる行動です。

トップ争いから早々に脱落した人からすれば早く終わらせたいという気持ちになりますが、他のプレイヤーからしてみれば勝負を邪魔されるような行為となります。

まだ麻雀を始めたばかりの方が最下位になってしまうのは仕方がない状況ではあるものの、最下位が確定していても順位を少しでも上げようとする努力を見せることが大切です。

オーラスになった際のルール

鏡と麻雀

オーラスになった際のルールを解説します。

オーラスが終わる条件

オーラスが終わる条件は通常と同じように、子があがるか、親であるプレイヤーが流局するかのどちらかです。

親がテンパイであったり、親が上がったりといった場合はオーラスにはならずゲームが続くこともあります。

中国や日本を中心に広く普及している麻雀には団体によってルールが少し異なることに加え、ローカルルールといったものまで存在するため、プレイ前に確認しておくとスムーズです。

用語や使用するものは同じでも大会や団体、ローカルルールや状況によっても様々なルールが存在しているところも、麻雀の面白いところだといえます。

すべて把握することは難しいかも知れませんが、基本的なルールを覚えておけば柔軟に対応できるため、まずは基本的なルールを覚えることがおすすめです。

オーラスが続く条件

オーラスはオールラスト、最終局と言われるゲームではありますが、親がテンパイ、親があがるといった状況になるとオーラスではなくゲームが続く場合があります。

ゲームが続くかどうかはゲームの取り決めにもより、大会や団体、ローカルルールによっても異なるため、ゲーム開始前に確認しておくことが推奨されます。

また、オーラスにするか、続けるのかを親であるプレイヤーが決めるというルールもあるため、状況によってはゲームがそのまま終わることも、続くこともあります。

現在一般なルールとされているのは親あがり止めありと呼ばれるルールで、フリー雀荘などでゲーム回数をなるべく多くしてもらいたいところから生まれたと言われています。

オーラスの際の注意点

麻雀牌を持つ人

オーラスの際の注意点を解説します。

相手との点差をチェックする

オーラスとなるゲームをプレイする前に、自分が現在どの程度の得点を持っていて、トップとの差がどのくらいかを確認しておくことで、立ち回り方が大きく変わります。

ゲーム開始前の時点でトップである場合は他の人が追いつけないよう、なるべく早く簡単な役を作って上がってしまうことが大切です。

逆にまくり、逆転勝利を狙いたい方はトップの人が上がれないようにしつつ、自分の得点を少しでも上げられるような難しい立ち回りが必要となります。

しかしオーラスで上手く立ち回ることができればそのままゲーム終了となり、トップで勝利を納めることができるため、周囲と自分との得点差を把握しておくことは重要です。

なお、麻雀を始めたばかりの初心者は、オーラスとなるゲームでは周囲の人達も本気でトップを狙うため、ゲーム開始前より1つ順位を落とすことは許容範囲です。

2つ以上順位を落とさないこと、最下位で終えないことなどが上達への道のりとして1つの目標となります。

自分が親なのか子なのかを把握する

オーラスでは得点差も重要ですが、自分が親であるか、子であるかによって大きく立ち回り方が変わるため、ゲーム開始前はもちろんゲームプレイ中も意識しておきましょう。

特に親か子かが重要になってくる場面はゲームの終盤で、親がトップで上がった場合、ルールによっては親となるプレイヤーが続けるか否かを決めるものがあります。

麻雀ルールの中でアガリ止めと呼ばれる正式なものではありますが、大会や運営、ローカルルールといった時と場所によっては適応される、されないが分かれるルールです。

一般的に普及しているルールでは親がトップで上がればその時点で勝って終わりというものが多いものの、流局が起きたといった場合はゲームが継続されるものもあります。

どのようなルールでゲームが行われるかはその場によって異なるため、ゲーム開始前に確認しておくことが推奨されます。

麻雀のオーラスに関するよくある質問

麻雀で遊ぶ人

麻雀のオーラスに関してよくある質問に回答します。

麻雀のオーラスにマナーはあるの?

麻雀は基本的なルールを守っていれば問題なく遊べますが、暗黙の了解のようなものがいくつかあります。

たとえばオーラスとなっているゲームをプレイする際、自分がトップを狙えないような最下位であることから適当な役を作ってあがるような行為はあまり推奨されません。

最下位の人からすれば自分に関わりのないゲームではあるものの、トップの人や2位、3位の人はまだ逆転勝利を狙える位置にいるため、最後までしっかりとプレイしたいです。

プレイしたい人たちの勝負に水をさすような立ち回り方は無粋とされ、ルール上は問題ありませんがプレイヤーとしては嫌われてしまうような行為です。

まだ麻雀を始めたばかりで分からない場合は仕方ないですが、最下位であっても最後までトップを狙うような立ち回り方がプレイを円滑に進めるために大切です。

オーラストップ目で意識することは?

どのくらい点差があるのかにもよりますが、基本的にはなるべく早くあがるような立ち回り方をすることが大切です。

ゲームが長引くほど2位や3位のプレイヤーにチャンスを渡すことになるため、どんなに低い役であってもなるべく早く役を揃えてあがれるように狙いましょう。

基本的に早く上がれるように立ち回っていき、できればリーチにしてしまうとあがるにあがれなくなってしまうため、リーチをしないであがれるとより理想的です。

良い手が来るとより上を目指したくなりますが、点差はいくらあっても勝ちは1つであるため、なるべく早くあがれるようにすることが重要です。

「自分が親であるか子であるか」「点差」「使用されているルール」といった要素によって立ち回り方は変わるものの、トップであれば早くあがることを意識します。

麻雀のオーラスの定義やルールのまとめ

並んだ麻雀牌

この記事では、「麻雀のオーラスとは何かやよく使われる用語、条件、注意点」などを解説しました。

オーラスは日常生活でも使用される麻雀用語の1つでありますが、実際に使用される場面は白熱した試合が繰り広げられるような状況です。

様々な国や地方でも遊ばれている麻雀はその土地によって多少ルールが異なり、特にオーラスは大会によってもルールが異なるなどあらかじめ把握しておくことが重要です。

しかし最後の勝負となるオーラスはプレイヤーの集中力や技術が凝縮される一戦となるため、技術向上を狙っている方は注目してみるのがおすすめです。