この記事を読んでいるあなたは、
- EX風林火山で起きた不祥事とは何か知りたい
- EX風林火山はすでに解散したのか知りたい
- EX風林火山の所属メンバーを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「EX風林火山で起きた不祥事やすでに解散しているのか、所属メンバー」などを紹介します。
EX風林火山とは
EX風林火山とはテレビ朝日がオーナーのプロの麻雀チームで、ナショナルプロリーグに所属し、2018年の創設から5年の間で優勝1回、ファイナルには3度出場しています。
初出場となった2018年シーズンはリーグ2位、翌2019年シーズンは8位に落ちたものの、2020年シーズンには初優勝を飾るなど、短期間で好成績を残しています。
また、2021年シーズンは優勝を逃したものの5位、2022年シーズンは4位と、常に安定した成績を残しているチームです。
チーム自体が強いことも強みですが、EX風林火山は麻雀という競技を広く知ってもらうための工夫も数多く行っているチームであり、グッズ販売やファンとの交流も盛んです。
たとえばコミュニティサイトに専用のページを作り、ファンからの質問や技術に対しての質問などにプロの方が答えるといった交流はファンにとって嬉しいものです。
さらにプロとの交流によって麻雀をより良く知ることで、麻雀業界全体への盛り上がりが期待されています。
EX風林火山のメンバー
EX風林火山に所属しているメンバーは、以下の通りです。
- 二階堂亜樹
- 松ヶ瀬隆弥
- 勝又健志
- 二階堂瑠美
監督は2020年シーズンの途中よりテレビ朝日所属の藤沢晴信氏が就任していますが、藤沢氏は結成当初よりチームマネージャーとしてイベントなどのサポートをされている方です。
チームの中心選手となっているのは女性選手である二階堂亜樹氏で、所属以前より女性の中で最も強い雀士として知られ、麻雀の世界に新しい風を吹かせる人として期待されています。
また、同チームに2021年シーズンより所属している二階堂瑠美氏は二階堂亜樹氏の実姉であり、腕前はもちろんのこと姉妹のプロ雀士としても有名です。
創設時メンバーの1人である勝又健志氏は、チームが初優勝した2020年シーズンに劇的な勝利を収め、セミファイナル4位という位置からチームを初優勝に導きました。
2021年シーズンより所属している松ヶ瀬隆弥氏は料理人からプロの雀士になった異色の経歴を持っていることに加え、所属以前より数々のタイトルを獲得している方です。
麻雀といえば男性のイメージが強い中、女性雀士の活躍は麻雀の間口を広げる1つの要素になると考えられます。
EX風林火山で起きた不祥事を紹介
EX風林火山で起きた不祥事を解説していきます。
不倫騒動
騒動の始まりは2019年6月、同チーム内の二階堂亜樹氏と勝又健志氏が不倫関係にあるという報道でしたが、不倫関係を両者は否定しています。
真偽は不明ではあるものの、閉鎖的なイメージを持たれてしまっている麻雀という競技イメージを払拭しようと努力してきたMリーグにとって痛手です。
さらに疑いとはいえ疑惑が出てしまったことに対し、他競技のプロチームであれば処分、もしくは報道に対しての反論といったものを行います。
しかし同チームはプライベートの部分には関与しないとして、2人の雀士に対して処分も反論も行いませんでした。
オーナー企業にも麻雀の普及を目指すMリーグに対しても、この対応は不誠実だとしてファンは消化しきれず、同年のチームは最下位に終わっています。
滝沢和典選手による自主脱退
同チームが初優勝した2020年のオフシーズン、創設時より所属していた滝沢和典氏がチームを脱退すると発表されます。
優勝したチームから主力メンバーが脱退するというのは異例のことであり、Mリーグファンには衝撃と、様々な憶測が飛び交うことになります。
脱退の理由は明確にはされていませんが、2020年シーズンに導入された入れ替えレギュレーションというルールが大きなきっかけになったのではないかと推測されています。
また、上記した不倫報道や環境を変えてみたい、自分の力を試してみたいなどの理由も脱退を決めた要素ではないかと考えられています。
滝沢和典氏はチームを脱退後、コナミ麻雀格闘俱楽部よりドラフト指名を受けて2021年シーズンより所属雀士となりました。
入替のレギュレーション
2020年シーズンより導入された入れ替えレギュレーションとは、短期決戦における試合内容によって選手の入れ替えを決めるというものです。
単調になってしまう試合やシーズンを活性化させるために導入するとされていますが、運要素が強い麻雀との相性が悪いのではないかという批判が噴出します。
また、導入した時期が不倫報道されたシーズンであったことも加わり、遠回しに対象者2人への処罰で巻き込まれるのではないかという噂まで流れます。
Mリーグ活性化という理由が大きなものであると考えられますが、導入したタイミングや内容がファンには受け入れ辛く、不満や批判などが出てしまいました。
ドラフト指名オーディション
優勝した翌年、新たなチームメンバーを獲得するために行われたオーディションにて優勝した方を、他のチームがドラフトで指名しないよう牽制をするのは問題だと指摘されます。
ドラフトのルールとして雀士を指名するのはその年の下位チームからとされており、同チームは優勝したため最後の指名となります。
しかしそれでは先に指名されてしまう可能性があるため、先に宣言しておくことは他のチームを牽制するという意味になってします。
先に指名宣言することは野球のドラフトではよくあることですが、2020年シーズンは不倫報道に始まり優勝してもメンバーの脱退など、負の連鎖が続いています。
何気なく呟いた言葉が連鎖に乗ってしまい、また不興を買ってしまうという結果になったようです。
EX風林火山は解散したの?
EX風林火山は、解散していません。
2020年シーズンより松ヶ瀬隆弥氏、二階堂瑠美氏が加入した新体制でシーズンに臨んでおり、優勝こそ遠のいていますが着実なプレイスタイルは継続されています。
また、YouTubeチャンネルを開設したり、チームのコミュニティを利用してファンとの交流を積極的に行ったりと、以前のイメージ払拭にも努めているようです。
一度付いてしまったイメージを塗り替えることは簡単ではないものの、麻雀の面白さや楽しさを伝えるための活動は継続されています。
EX風林火山についてのまとめ
この記事では、「EX風林火山で起きた不祥事やすでに解散しているのか、所属メンバー」などにについて解説してきました。
麻雀が持つ負のイメージを払拭するために発足されたMリーグで、所属雀士によるスキャンダルはファンにとっても衝撃的な出来事でした。
ファンとしては、不倫報道の真偽がどうであれ、所属しているチームから特に処分や謝罪、または反論といったアクションがなかったことも不満だったようです。
また、その後に続く入れ替えレギュレーションの発表、優勝メンバーの脱退など、Mリーグに不穏な空気が流れてしまったことも麻雀を楽しみたい人には残念な出来事でした。
しかし入れ替えレギュレーションについては肯定的な意見もあり、新しい雀士を見られる、緊張感がある、多くの人にプロの雀士になれるチャンスがあるといったものです。
人間同士であることから様々な出来事は起こるものですが、同チームにはこれからの活躍による挽回が期待されます。