この記事を読んでいるあなたは、
- 麻雀の役なし(無役)とは何かを知りたい
- 役がない場合の対処法を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「麻雀の役なし(無役)の意味や役がない場合の対処法」などを紹介していきます。
麻雀の役なし(無役)とは?どういう意味?
麻雀をプレイしていると役なしや無役(むやく)と言われる状態になることがあり、始めたばかりの方は状況が掴めず、何が悪かったのかも分からず混乱する展開の1つです。
特にオンラインゲームの麻雀でプレイしている方は、突然画面上に役なしや無役という表示が現れてプレイが続行できなくなるため、勉強が必要なルールとなります。
誰にでも起こりうる役なしとは、役を作って上がりを目指すゲームなため、文字通り役なしとは役がない状態のことを指します。
つまり、役がなければ上がることができず、ゲームを終えることができないことに加え、役を作るゲームである麻雀で勝つことができないということです。
役なしは特に麻雀を始めたばかりの初心者がなることが多く、回避するには37種類以上あると言われている役を覚えることが重要です。
いきなり37種類の役を覚えるのは難しいですが、まずは頻出する役や覚えておくべき役といったものがあるため、少しずつ覚えておくのがおすすめです。
役なし(無役)で和了ってしまうとどうなる?
役なしの状態で上がることはできないですが、もしも役があると思って上がろうとした場合、チョンボと言われる罰則を受けることになります。
受ける罰則の内容はゲームや状況によって様々なルールが設けられているため一概には言えないものの、多くの場合は点棒の支払いなどになることが多いです。
点棒の支払額も状況によって異なることに加え、チョンボしたのが親であるか子であるかでも異なり、点棒ではなく次のゲームに対しての罰則になることもあります。
オンラインゲームの麻雀であれば、そもそも上がることができないようになっているため、普段オンラインゲームで遊んでいる方が卓でプレイする際には特に注意しましょう。
また、役なしで上がりを宣言したプレイヤーの間違いを指摘するのは他のプレイヤーであることから、上がりを宣言したプレイヤーの役は確認するようにします。
宣言するプレイヤーは、見間違いや役の勘違いなどは初心者によくある間違いなため、宣言する前に確認するようにしましょう。
役がないときの対処法は?
麻雀で役なしになってしまっている際の対処法を解説していきます。
鳴き(ポンやチー)をしていない場合|リーチをかける
役なしではあるものの鳴き(ポンやチー)をしていない状況で終盤を迎えた場合、リーチが掛かっている場合がほとんどであるため、リーチを掛けるだけと対応は簡単です。
リーチを掛けておけば少なくとも大敗は防ぐことができるほか、運が良ければ他プレイヤーの行動によっては少しでも高い得点を得ることが可能な展開になることもあります。
大きく勝つことはできないですが大敗してしまうことはなくなるため、役を作るのが難しいとプレイ中に感じた場合はリーチを意識しつつプレイするのが良いです。
また、リーチ状態で終了間際になる展開は麻雀においてよくあることであり、役なしでリーチありの展開になった場合の対応方法として覚えておくと便利です。
麻雀の上級者になっても役なしのリーチ状態で終了間際を迎えるという展開はあるため、初心者が早めに覚えておくべきルールの1つだといえます。
鳴きをしている場合|役を狙う
鳴きを入れてしまった場合の対応もシンプルに役をどうにかして作るしかなく、役をまだ覚えきっていない初心者には難しい展開となってしまいます。
現状の手持ちがどのような状況であるかにもよって狙う役は異なってきますが、頻出する役の中で比較的作りやすいものはいくつかあり、優先して覚えるべき役でもあります。
たとえば2から8の手で作るタンヤオ、役が付く字牌を3つ集めてつくる役牌、123や789、もしくは1、9、字牌で作るチャンタ、などは比較的作りやすい役だと言えます。
他にも作りやすい役や応用が効く役などは多数あり、上級者になっても使用できる役となっているため、ゲーム展開の対応方法と共に優先して覚えてしまうのがおすすめです。
また、役の1つに拘って狙うのではなく、展開によっては狙っていた役とは違ったものの方が上がりに近づくこともあるため、麻雀をするのであれば役は覚える必要があります。
どうしようもない場合|偶然役が揃うのを待つ
どう頑張っても役が作れそうにない場合、戦略や麻雀のプレイ年数、腕前などまったく関係なく、ただ運に任せてゲームを進めていくという展開にせざる終えない場合もあります。
運に任せた結果、思いもしない展開になったというのはプロのゲームでも稀に起きることであり、大逆転勝利といった熱い展開になるところも麻雀の面白いところです。
しかし、運が味方をしてくれたとしても、役を知っていなければその偶然を拾うこともできないため、初心者が上達するにはルールと役を覚えることが必要です。
稀に起きる展開は偶然役とも言われ、最終をツモで上がる海底撈月(はいていらおゆえ)や、カンをして引いてきた牌で上がる嶺上開花(りんしゃんかいほう)などがあります。
いずれも狙ってできるような展開ではないため、タンヤオやチャンタなどといった初歩的な役を覚えた後、もっと腕を上げたいという方は積極的に覚えておくのが良いです。
麻雀の役なし(無役)に関してよくある質問【Q&A】
麻雀の役なし(無役)に関してよくある質問に回答していきます。
役なし(無役)とフリテンの違いは?
役なしとフリテンは同じくチョンボ、行動によっては罰則がある状態になるところが似ていますが、罰則を受ける状況が異なっています。
フリテンで罰則を受けるのは、上がる際にロンできない状況になっていることで、ロンができない状況というのは、自分で捨てた牌を再び自分の手元にある状況です。
自分の手元に牌がある状況にしてしまうのも初心者がよく行ってしまうため、気をつけなければいけないことであり、上がる前に確認しなければいけないものです。
役なしの状態で流局した場合、テンパイ料は貰えるの?
役なしの状態で流局した場合、テンパイ料は貰えます。
加えて聴牌(あと1つで役ができる)状態であれば最終戦での役を期待できる可能性もあるため、役がないからと言って勝負を捨ててしまうのはもったいないです。
役がない状態で聴牌というものは麻雀をプレイしていればほぼ必ず出会うような展開であり、形式聴牌(けいしきてんぱい)や略してケイテンと呼ばれることもあります。
上級者は役がない状態での聴牌から上手く勝ちに繋げられるため、腕前を計る1つの目安になります。
麻雀の役なし(無役)まとめ
この記事では「麻雀の役なし(無役)の意味や役がない場合の対処法」などを解説してきました。
麻雀を始めたいと思っている方は、まず麻雀のルールと共に役をできるだけ多く覚えるところから始めるのが上達の近道です。
特に役を多く覚えておけば上がりに近い手をいち早く見つけることができるのに加え、上手く役が作れなくても負けのダメージを最小限にすることもできます。
覚える際のコツとしましては最初から全部を覚えるのではなく、役の中でもよく出てくる役を重点的に覚え、あとはプレイしながら覚えていくのがおすすめです。