この記事を読んでいるあなたは、
- 接待麻雀とは何か知りたい
- ビジネスにおける接待麻雀のポイントが知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けてビジネスにおける接待麻雀のポイントを紹介していきます。
接待麻雀とは
接待麻雀とは、相手をもてなす場において麻雀が好きな人に対し、麻雀卓を囲んで接待することをいいます。
接待麻雀では、接待される側に気持ちよく打ってもらうことが重要です。
そのため、相手が勝ちすぎて手加減されていると不快に思わないように、勝敗のバランスを取ることが大切です。
また、接待される側がどんな麻雀をしたいかを見極め、相手が望む打ち方をする必要があります。
マナーよく打ち、相手を上手く褒めて、勝敗のバランスを考えるなど、相手が気持ちよく麻雀ができるように配慮することが接待麻雀では重要となります。
接待麻雀のポイント・コツ
接待麻雀のポイントを解説します。
マナー違反をしない
接待麻雀では、マナー違反をしないことが大切です。
牌を麻雀卓に叩きつける「強打」や、自分の番で長く考え込む「長考」などの行為は、接待麻雀において気を付ける必要があります。
また、「小手返し」や「三味線」、「和了批判」、「腰」などは絶対してはいけません。
接待麻雀は、友達と楽しんでいるわけではないため、勝負に熱くならず基本的なマナーはきちんと守り、さらに相手を不快にする行為をしないように注意することが重要です。
しかし、接待される側がマナーにあまり厳しくない場合は、場の雰囲気を読み咎めたりすることは避けた方が無難といえます。
計算方法やルールを覚えて確認する
接待麻雀では、独自のルールが設定されている場合があるため、計算方法やルールを覚えて確認する必要があります。
上司と一緒に接待麻雀に参加する場合は、独自の計算方法やルールを確認しておくことが大切です。
麻雀を良く知らないのであれば、一般的な計算方法やルールを麻雀本で事前に学んでおくとよいでしょう。
接待の場で、上司や取引先の人に聞くようなことがないよう心掛けなくてはいけません。
相手のスピードに合わせて打つ
接待麻雀では、相手のスピードに合わせて打つ必要があります。
牌を打つスピードは基本遅いと思われなければ良いとされますが、接待麻雀では相手のスピードを見極める必要があります。
あまり馴れていない人が相手であればスピードを落とし、上級者が相手であれば、自分の正確度を下げるとしてもスピードをあげて相手に合わすことをおすすめします。
テンポよく円滑に麻雀ができるように、接待する側は牌を打つスピードにも気を付ける必要があります。
勝敗のバランスを考える
接待麻雀をする際は、勝敗のバランスを考える必要があります。
接待される側の気分を良くしようと相手ばかりを勝たせていたのでは、手加減されていると不快に感じる場合もあります。
そのため、何回かは自分が勝って、トータルで相手が負け越さないように心掛けます。
自分が勝つ際は小さく勝ち、負ける際は大きく負けるというのが得策です。
そして、最後は相手を勝たせ、気持ちよく帰ってもらえるように努めることが重要です。
会話や飲み物の配慮も欠かさない
接待麻雀では、会話や飲み物の配慮を欠かさないことが重要です。
対局に集中するあまり、会話やお酌がおろそかになれば本末転倒です。
接待麻雀は、勝負を楽しむ場ではなく、取引先をもてなして親密な関係となり、自社に利益をもたらすことを目的としています。
そのため、麻雀をしながらも相手と会話でコミュニケーションをとり、グラスが空になったら飲み物を注ぎ足すなど配慮を怠ってはいけません。
常に接待相手を気にかけ、気持ちよく麻雀を楽しんでもらえるように心掛ける必要があります。
良い塩梅で褒める
接待麻雀では、相手が気持ちよく打てることが重要なため、良い塩梅で褒めることが大切です。
対局中に話していても気にならない相手であれば、その都度ツボを押さえ褒めればよいですが、対局に集中したい人の場合は、打っている時は黙っていて和了後に上手く褒めることが大切です。
自分の和了は運が良かったとし、相手の和了は実力だと褒めることが良い塩梅といえます。
相手が実力で引いたと感じることができる褒め言葉など、麻雀本や漫画から考えておくのも良いでしょう。
お土産を持っていく
接待麻雀では、お土産を持って行くことが重要です。
接待する相手が仮に負けたとしても、お土産を渡すことで元が取れたと感じてもらえるようにします。
そのため、お土産は相手の好みを考慮し、少し高級感のある物を選択しておくことも重要です。
お酒はお土産としてよく用いられ、麻雀に関連したお酒などが販売されているため重宝します。
麻雀を楽しみ、気分よく帰ってもらうためにお土産は必ず用意しましょう。
接待麻雀に関するよくある質問
接待麻雀に関してよくある質問に答えていきます。
黒川検事長がハマった接待麻雀とは？
黒川検事長がハマった接待麻雀とは、検察のナンバー2である前東京高等検察長検事長・黒川弘務氏が、2020年5月新型コロナ感染症で緊急事態宣言中に、マスコミ関係者と賭け麻雀をしたことが報道され、辞任した事件のことです。
朝日新聞社の社員と産経新聞社の記者2人が自宅で、黒川検事長から情報を得るために接待麻雀を緊急事態宣言下でしていたことが問題になりました。
黒川検事長は以前から、複数メディアの記者たちと賭け麻雀を深夜まで楽しみ、帰りはハイヤーを用意するのが通例となっていたといいます。
法務省の調べでは、黒川検事長らは1,000点100円の「点ピン」というレートで、現金1万円から2万円ほどをやり取りしていました。
地検は1日に動いた金額が高額ではないとして、不起訴処分にしています。
接待麻雀のゲーム・アプリは？
麻雀のゲーム・アプリには、オンライン対戦型とコンピューター対戦型があります。
接待麻雀初心者の場合は、コンピューターと対戦するタイプを選択すると、空いた時間を利用して自然にルールを覚えることができます。
また、ルールの説明やガイドが付いたアプリを選べば、複雑な点数計算を覚えることができ、麻雀の知識も増えていきます。
接待相手に好敵手と認められ上手く接待麻雀をしたい人は、オンライン対戦型アプリで腕を上げる方法があります。
おすすめゲーム・アプリは、以下の通りです。
- ジャンナビ
- 麻雀闘龍
- 麻雀格闘倶楽部Sp
- 麻雀アプリみんなの麻雀
接待麻雀のポイントまとめ
この記事では「ビジネスにおける接待麻雀のポイントやゲーム」などを紹介してきました。
接待麻雀は、あくまで接待であるため、勝負にこだわらず相手に気持ちよく打ってもらうことを重要視します。
そのためのポイントとしては、マナー違反をせず、相手のスピードに合わせて打つことを心掛けます。
また、相手にばかり勝たせず勝敗のバランスを考え、独自の計算方法やルールを事前に確認する必要があります。
もちろん、対局中は麻雀に集中することなく、接待相手を気づかい会話や飲み物などに配慮して、良い塩梅で褒めることを忘れてはいけません。
