この記事を読んでいるあなたは、
- 天鳳の段位とは何か、レートの仕組みを知りたい
- 天鳳の段位の強さを知りたい
- 天鳳の段位を上げるコツを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「天鳳の段位の特徴やレートの仕組み、段位の強さ」などを紹介します。
天鳳の段位とは？
天鳳とは有限会社シー・エッグ(C-EGG)が運営する麻雀のオンラインゲームサービスのことで、2006年に運営が始まり、以来多くの雀士が麻雀を楽しんでいます。
オンラインゲームである天鳳は、基本的に無料で特別なソフトをインストールすることなくプレイが開始できる、プロ団体にも認められているところなどが特徴です。
多くの雀士がプレイしている天鳳には勝ち負けによって上下する段位というものがあり、一定数勝ち続けることで段位が上がる仕組みになっています。
段位や実力に合わせた対戦相手が用意されるため、相手が弱くて物足りなさを感じることは少なく、また負けて段位が下がらないようにする緊張感もあります。
実力に合った相手と対戦することで段位も腕前も上がり、過去には最上位になった方がプロのリーグに参加する資格を得たこともあるため、注目の麻雀オンラインゲームです。
レートの仕組み
天鳳には実力を示すレベルが2種類あり、1つは段位と呼ばれるもの、もう1つは対戦するごとにポイントが割り振られるレートと呼ばれるものです。
初めて対戦に参加した際のレートは1,500からで、対戦を行った勝ち負けによって加算、または減算されていきます。
レートは同じ卓で対戦した人の実力によって上げ幅、下がり幅が大きく異なり、自分よりも上位のレートである人に勝てば大きなポイントが加算されます。
逆に自分よりも下位のレートである人に負けてしまうと大幅にポイントを失ってしまうため、繰り返すゲームの中でも毎回緊張感を持って望むことができます。
段位とは異なるレートですが、上がれば上がるほど対戦相手も強くなるため、段位とともに意識するとより麻雀を楽しめます。
天鳳の段位の強さ
天鳳の段位の強さを解説していきます。
新人〜1級(一般卓)
サービスに登録した全員が最初に通る段位なため経験者と未経験が入り混じり、同じ新人の段位であっても人によって実力が大きく異なるところが特徴の段位です。
登録初期の新人から3級までの段位に降格はなく、数回プレイして勝ちを重ねれば、段位は必ず上がっていく制度となっています。
ポイント配分は1位が30から60ポイント、2位が15ポイント加算され、3級までは3位と4位に配分はなく、2級以降の4位には15から30ポイントが減算されます。
3級までは減算がなく段位が下がることもないため、どうして勝てなかったのかを考えながら何度も挑戦できる段位だと言えます。
初段〜4段(上級卓)
初段から4段は初心者から中級者くらいの腕前を持つ人たちが集まっている段位で、基本的なルールを覚え、基礎的な戦略などを知っている腕前くらいだと言われています。
独学で麻雀を始めて段位が上がってから勝てない方は、麻雀では定石の手を外して負けてしまっているという場合があり、独学で勝ち続けるのが難しくなるレベルです。
ここから先の段位は負け続けると段位が下がってしまうため、段位を上げたい方は定石の手などは取得しておくと勝ちやすくなります。
ポイント配分は1位が60から75ポイント、2位が15から30ポイント加算され、3位は増減なしの0ポイント、4位は45から90ポイントの減算になります。
5段〜7段(特上卓)
5段から7段は上級者が集まる段位で、特に6段から7段に上がる間には大きな壁があると言われています。
独学だけで上がることは難しく、自分の癖や強みなどを分析し、弱点を克服してゲームに挑むなどの努力が必要となってくるレベルです。
対戦相手も強くなっているため、もし手が悪く不利な場合でも、いかにポイントがマイナスになる4位を回避できるかがポイントとなります。
5段から7段のポイント配分は1位が75から90、2位が30から45の加算、3位は増減なく、4位は120から135が減算されます。
ポイントの減算が大きく、また対戦相手のレベルが上がって昇段に必要となるポイントを集めにくくなるため、難しくなる段位です。
8段以上(鳳凰卓)
8段以上はプロのレベルだと言われ、特に9段と10段は高度な読み合いができなければ到達できないレベルだと言われています。
また、9段と10段に安定して居続けることができるような人は、本の出版や麻雀のプロリーグでも活躍できる人たちで、職業として雀士になれる人たちです。
なお、10段以上の段位として天鳳位というものがあり、いわゆる殿堂入りとして公式サイトにユーザー名が掲載されるなどという特別な待遇を受けることができます。
ポイント配分は1位が90ポイント、2位が45ポイントの加算、3位が増減なし、4位が150から180の減算となっています。
天鳳の段位を上げるメリット
天鳳の段位を上げるメリットを解説していきます。
ハイレベルなユーザーと麻雀ができる
段位を上げることで自分の実力に見合った相手と対戦することができるため、より腕を磨くことができます。
基本的には同等のレベルでマッチングされますが、時には自分より上位の段位を持つ方と対戦することもあり、上位の方との対戦で得られるものもあります。
また、実力が同等くらいの人と対戦できれば初心者でも負け続けることはなく、勝ち負けを繰り返して楽しみながら実力を伸ばしていくことが可能です。
実力に合わせた相手と対戦できるところはオンラインゲームである天鳳の強みであり、段位という明確な表記があることで楽しく麻雀の腕を上げられます。
麻雀スキルを上げることができる
客観的に自分の実力を計ることができる段位は、努力が目に見えて分かるため継続してスキル向上を目指しやすくなります。
常に1位を目指したプレイは基本ですが、時には上手く行かずに減点の対象となる4位を意識せざるえない場合もあります。
そういった状況でもいかにして4位を回避するか、回避しつつ1つでも上位を目指すかといったスキルは、はっきりと順位や段位が決められていると身につきやすいです。
特に4位の回避は麻雀において重要なスキルとなっているため、負けが確定している状態でも4位は回避する手段を覚えておくと昇段しやすくなります。
鳳凰卓まで上り詰めればMリーガーも目指せる
天鳳は数ある麻雀オンラインゲームサービスの中でも権威あるものであり、プロの人やプロリーグを運営する人たちの間でも注目されています。
実際に天鳳にて上位のランクとして殿堂入りしたプレイヤーの中にはプロリーグへの入会が認められたことも複数例あるため、極めればプロになることも可能です。
プロになるまでには途方もない努力が必要となりますが、継続して腕を磨き続けることで夢を叶えることができるというのも、天鳳で段位を上げるメリットだと言えます。
なお、天鳳の最上級卓である鳳凰卓に入るには月額660円から1,000円の有料会員に入る必要があります。
【上級者向け】7段以上に行くためのポイント
7段以上に行くためのポイントを解説していきます。
4位で終わらないようにゲーム展開を考える
天鳳の段位は共通して1位と2位にはポイントが加算され、3位は増減なし、4位は減算というルールになっており、4位にならなければポイントは減りません。
状況的にポイントが加算される1位と2位になることが難しくとも、ポイントの増減がない3位になれるよう立ち回るようにして、減点は回避するようにします。
4位にならない立ち回りは天鳳のゲームだけでなく、麻雀をプレイする上で重要な立ち回りのため、上位に上がりたい方は身につけておくべきスキルです。
自分の麻雀スタイルを確立させておく
上位へ上がるためにはその人の実力にもよるものの、数千もの試合を行う必要があると言われ、長期的に数多くの試合を行う必要があります。
その際、自分のプレイスタイルを確立しておかなければ、継続してプレイし続けることや勝ち続けることは難しいと言われています。
安定して勝ち続けるには特定のゲーム展開で自分の行動を明確にしておき、勝てた行動を継続することでミスを少なく勝利することができます。
地道な作業ではありますが、勝てる行動は上位になっても使用できることもあるため、麻雀の戦略などが書かれた本などを参考にするのがおすすめです。
勝ち目がない際は確実にベタオリを狙う
減点となる4位を回避するというポイントに通ずるものがありますが、ゲーム展開次第では無理に上位を狙うのではなく、安全に現状維持を狙うことが良い場合もあります。
一見保守的な戦略に思えるものの、ゲーム展開によって自分の行動を決めるプレイスタイルを確立するのと同等に、麻雀初心者を脱却する際に必要な技術の1つです。
特に天鳳の6段から7段の間には壁があると言われているのは、上記2つを取得できているか否かという部分が大きく影響していると言われています。
6段以上に上がれないという方は、自分のプレイスタイルとベタオリの方法を改めて確認するのがおすすめです。
天鳳の段位の強さや上げる方法まとめ
この記事では、「天鳳の段位の特徴やレートの仕組み、段位の強さ」などを解説してきました。
天鳳は数あるオンライン麻雀ゲームの中でもプロリーグに認められているサービスの1つで、段位を上げてプロになった方もいます。
段位やレートを上げるには数多くの試合をこなして技術を磨く必要がありますが、自分の実力が段位やレートといった数値によって見れると努力が継続しやすいです。
また、無料で始められることから麻雀に興味を持っているが遊んだことがない方も始めやすく、段位が上がることで達成感を味わえます。
自分の実力を知りたい方は、天鳳の段位に挑戦してみてはいかがでしょうか。
