フリテンとは?解消方法やフリテンリーチについても解説!

この記事を読んでいるあなたは

  • フリテンとは何か知りたい
  • フリテンの仕組みと回避方法が知りたい
  • なぜフリテンというシステムが生まれたのか知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、初心者にとってややこしい麻雀ルール「フリテン」についてお伝えしていきます。

フリテンとは

はじめに、フリテンとはどのような状態を指すのか、かんたんに説明します。

ロンでアガれないテンパイ

フリテンとは、かんたんに言うとロンでアガれないテンパイのことです。
自分でアガリ牌を捨てたり、他家から捨てられたアガリ牌を見逃したりすると、フリテン状態となり、ロン和了ができなくなります。

言葉にすると単純ですが、いくつかケースがあり、フリテン対象の範囲や対処法が異なるため、初心者には難しいシステムです。

フリテンでのロンはチョンボ

フリテンの状態でロンすると、チョンボとして点棒を取られてしまう(※)ため、注意しましょう。

チョンボの支払額は以下のとおりです。

  • 自身が親の場合、子全員へ4,000点=合計12,000点の支払い
  • 自身が子の場合、親へ4,000点、子へ2,000点=合計8,000点の支払い

※手牌を倒してさえいなければ、「アガリ放棄」で済まされるケースもあります

フリテンは全部で3種類

フリテンは1種類ではなく、全部で3つの型が存在します。

「どうしてフリテンになってしまったのかわからない」「前回とは違う部分を指摘されて、またフリテンになってしまった」と悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

アガリ牌を捨ててしまった場合

ひとつめは、アガリ牌を切ってしまった場合に起きるフリテンです。
テンパイ前・テンパイ後にかかわらず、自身が一度河に捨てた牌でロン和了することはできません。

このケースの注意点としては、アガリ牌を1枚でも捨ててしまっていたら、現物以外もフリテンの対象となることです。

たとえば、自身のアガリ牌が萬子の3と6の、リャンメン待ちテンパイ。
もし河に、3を捨ててしまっていた場合、他家が6を捨ててもロン和了できません。

この状態でアガるには、

  • 待ち牌を、フリテンにならない牌に変更する
  • ツモでアガる

の2種類の対処法があります。

リーチ後にアガリ牌を見落としてしまった場合

ふたつめは、リーチ後にアガリ牌を見落としてしまった場合に起きるフリテンです。
リーチをかけたあとに、他家が捨てたアガリ牌を見落としてしまった場合、その局ではロン和了することができません。

アガリ牌を切ってしまった場合と同じく、現物以外もフリテンの対象です。

このケースでは待ち牌の変更ができないため、ツモでアガるしか方法がありません。
特に多面待ちでは自身のアガリ牌に気づかずにフリテン状態になるケースがあるので、注意しましょう。

フリテンリーチ禁止の場合は見逃した時点でチョンボ

フリテンリーチが禁止の場合、ロン宣言しなくてもチョンボ扱いになるため注意が必要です。

フリテンリーチとは、

  • フリテンの状態でリーチをかけること
  • リーチ後の見落としでフリテンになること

を指します。

このルールでは、たとえツモ和了しても、フリテンチョンボが課されます。

フリテンリーチ禁止はマイナールールであり、一般的にはフリテンでもツモ和了ならOKとするケースが多いのですが、念の為対局前に確認をしておきましょう。

フリテンリーチが可なら「あえて」も戦術

フリテンリーチが許されている場合、戦術としてフリテンリーチを使うのも手です。

たとえば、アガリ牌を自身の河に捨ててしまっていて、フリテンが確定している場面。
ロン和了を狙うなら待ち牌変更をしてからのリーチですが、あえてフリテンのままリーチするのです。

メリットは、他家にプレッシャーを与えられること。中には、ベタオリする人も出てくるでしょう。
ツモ和了できそうな場合に使うほか、他家を降ろして流局に持っていくためにも使えます。

また、多面待ちの場合には、アガリ牌によっては手が安くなってしまうというケースもあるでしょう。
その場合は、あえて一度見逃して、ツモ和了し、高得点をゲットするのもありです。

アガリ牌を見落としてしまった場合

最後に紹介するのは、アガリ牌を見落としてしまった場合に起きるフリテンです。
「リーチをかけていない」かつ「河にアガリ牌を捨てていない」状態で、他家が捨てたアガリ牌を見落としたケースですね。

これを、同巡内フリテンと呼びます。

前に紹介した2つのフリテンとは違い、1巡経つとフリテンが解除されるのが特徴です。

対処法は、

  • 自身の番が来るのを待ち、打牌を済ませること
  • ツモでアガること

の2つです。

同順内フリテンの解除タイミングは、自身が再び打牌を済ませることなので、鳴きによってツモ番が飛ばされた場合にはフリテン状態が続きます。

フリテンの仕組みがわかれば放銃を回避できる

フリテンの仕組みを理解してしまえば、放銃を回避して負けないように立ち回ることも可能です。

他家がリーチをかけた際、降り方がわからずに困っている人は、下記のポイントを覚えておきましょう。

  • リーチ者の河にある牌は、絶対にロンされない
  • リーチ後に他家が捨てた牌は、絶対にロンされない

自身がアガれそうにない場合には、安全に降りて、守りを固めるのも戦術です。
他家が放銃すれば自身の点数は減りませんし、たとえツモ和了されても、自分だけ点数が減る事態にはなりません。

フリテンは公平性を保つ上で重要なルール

アガリ牌の見逃しがフリテンになるというルールは、ゲームの公平性を高める上で重要な役割を果たしています。

このルールがなかった場合、Aさんは捨てたときにはロンを見逃し、Bさんが捨てたときにはロンするというプレイができてしまうのです。
これでは、全員で最下位を狙い撃ちすることもできてしまいます。

フリテンルールによって、そういった不正ができないようになっているのですね。

ただし、他家がリーチをかけていない場合には、1巡経つとフリテンが解除されてしまうため、注意が必要です。

フリテンになりがちな局面

最後に、フリテンになりがちな局面を2つ紹介します。
フリテンに苦しめられた経験のある人は、ここで紹介するポイントを意識して、対局に臨みましょう。

多面待ち

特にフリテンとなりやすいのが、多面待ちテンパイです。

中でも、混一色や清一色は多面待ちになりやすく、無自覚でフリテン状態になっているケースがあります。

アガれる確率の高さから積極的に狙っていきたい多面待ちですが、アガリ牌を把握していないと危険ということですね。
自信がない人は、多面待ち問題集などで練習しておきましょう。

鳴かれた牌の見落とし

自分の河を見る際に、鳴かれた牌を見落とししまうのもよくあるパターンです。

自身の捨てた牌が他家のポンやチーによって取られた場合、当然河には残っていないですよね。
他家の右側に、鳴いて作った面子として並んでいます。

このケースのより複雑な点は、鳴いた牌すべてがまとまって置いてあること。
自分が捨てた牌と他家が捨てた牌、鳴いた人のツモ牌がすべて混ざっています。

牌の置き方にはルールがあり、

  • 3枚中横向きに置いてある牌が、鳴いた牌
  • もらった方角に対応した場所が横向きに置かれる

というように見分けることができるので、瞬時に自分の捨て牌が判断できるよう、慣れておきましょう。

フリテンはロンではアガれない状態になったテンパイのこと

フリテンとは、ロンではアガれない状態になったテンパイのことです。

アガリ牌を自分で切ってしまった場合と、ロン和了できる捨て牌を見落としてしまった場合に、フリテン状態となります。

自身の打牌には特に注意しましょう。テンパる前に捨てた牌もフリテンの対象になるため、途中で集める牌を変えた場合に、フリテンになりやすいです。

フリテン状態で間違ってロン宣言してしまうと、チョンボの対象になるので、十分に注意しましょう。