じゃんたまには牌操作がある?配牌がおかしいという噂の真相を徹底調査

この記事を読んでいるあなたは

  • じゃんたまの配牌はおかしい
  • じゃんたまでは特定のユーザーが勝つように牌操作されている
  • じゃんたまは課金しないと勝てないようになっている

上記のように考えているかもしれません。
この記事では、じゃんたまの牌操作疑惑について、口コミや公式の対応をもとに調査していきます。

「じゃんたま以外のアプリには牌操作疑惑は出ていないのか?」

「そもそもネット麻雀のプログラミングとは?」

といった内容も解説していきますので、じゃんたまに限らず牌操作疑惑を持っている人は参考にしてください。

結局、一番おすすめの麻雀アプリは?

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「じゃんたまには牌操作がある」という口コミ

牌操作

はじめに、じゃんたまの牌操作疑惑について、どのような意見が出ているのか見ていきましょう。
まずは、「牌操作がある」と感じているユーザーからの口コミです。

配牌時点で勝つ人が決まっている

口コミ

勝ち役と負け役があらかじめ決まっているような配牌


1人だけが突出して勝つ場面が多い


自分が負け役だと思ったらベタ降りするしかない

いずれも「配牌がおかしい」という口コミです。

課金者が優遇されているという内容から、自分にも勝ち役が回ってくることがあるという内容まで、ユーザーの認識に差はありましたが、総じて「配牌時に偏りが大きいのではないか」という指摘でした。

リアル麻雀より高得点が出やすい

口コミ

全体的に配牌が良すぎる


気持ちよく打つためにお膳立てされていると感じる


SNSでは天和や九蓮宝燈でアガった報告が多く、高い手や珍しい手が出やすいようになっているとしか思えない

上記は、「配牌がリアル麻雀とは異なる」という内容の口コミです。

特定のユーザーが勝つ・負けるというよりは、高揚感によってゲームにのめり込むように、良い牌を掴ませていると感じているようです。

ネット麻雀だからこそ牌操作という疑惑ですが、これが手積み麻雀であれば積み込み系のイカサマを疑われるような牌の並びだということですね。

アタリ牌を掴まされることが多い

口コミ

リーチ後にアタリ牌を掴まされるケースが尋常じゃなく多い


他家のリーチに一発で振り込む事が多い


自分が先にリーチしていると、追っかけリーチ者のアタリ牌を掴まされる

この口コミは、直接的に「牌操作がある」という内容ですね。
他家がリーチをしたタイミングでツモ牌が変更されている、と感じているようです。

自分がリーチをかけてさえいなければ、手持ち牌を捨てるという選択肢もありますが、リーチ後はどうしようもないですからね。

もし上記が本当であれば、絶対に勝てない勝負に挑まされていることになります。

「じゃんたまに牌操作はない」という口コミ

では反対に、「じゃんたまに牌操作はない」と言っているユーザーの声も確認してみましょう。

打ち方の問題

口コミ

ひとりがボロ勝ちと言っても、アガリ方がロンであれば他3人の打ち方が悪いのでは?


「勝てば自分の実力、負ければ公式の不正」という人が多い気がする


配牌時バラバラでも、鳴きや牌効率を考えた打牌でアガリに持ち込める

「ユーザーの実力不足」という指摘ですね。

中でも「アガリ方がロンであれば~」の内容は、牌譜を振り返ってみたほうが良さそうです。
特定の人が毎回ツモアガリをしている、毎回リーチをかけた人が振り込んでいる、というのなら牌操作を疑うのも致し方ありませんが、そうでないなら打ち方の見直しが先決でしょう。

思考の違いでアガられている可能性

口コミ

ありえないアガリが起こるのは、自分と思考が違う待ちを選択している人が居るからでは?


セオリー通りに打っていても、相手がセオリーを知らなければ思いもしないアガられ方をするのは普通


年齢や実力に差がある人が同席すると、思考のズレは必ず生じる

「相手と自分に思考のズレが生じているのでは」という意見です。

麻雀をある程度打っている人ならば、河から危険牌を読み取ったり、狙っている役を推測したりするでしょう。

しかし、それはあくまで、相手が自分と同じ思考で打っている場合に成立するテクニックです。
自分と相手に実力差がある場合や、好む戦術に違いがある場合には、思いも寄らない待ち牌でロンを食らうことがあります。

じゃんたまに集まるユーザーと自分の思考が合わないために、「こんなアガリ方は牌操作しかありえない」と感じている可能性もゼロではありません。

イレギュラーだけを抜き取って叩いている

口コミ

プレイ人口が多いゲームほど、珍しい場面に遭遇する人の数が増える


ネット上の誰かに起きたイレギュラーだけを抜き取って「不正だ」というのはあんまりだと思う

「たった数戦のイレギュラーを切り取って判断しているのではないか」という意見です。

たとえば、天和という役満。自身が親のときに配牌時点でアガリ形ができていると成立する、非常に珍しい役です。
出現率にして、33万分の1と言われています。

しかし、自分が天和をアガるのではなく、全国のじゃんたまユーザーのうち誰かが天和をアガる確率、と考えたらどうでしょう。
じゃんたまの登録ユーザー数は250万人を超えています。
なんとなく、「あり得る」気がしてこないでしょうか。

33万分の1の確率でさえ、起こりそうな気がするのです。
そう考えると、おおよそ4分の1の確率で引く1位や4位が連続したところで、不思議ではありません。

じゃんたま公式が発表した牌操作に関する告知

じゃんたまの牌操作疑惑に関する声が大きくなった影響か、公式から直々に牌操作がないことを証明する告知文が出ています。

上記の内容に関して、簡潔に説明すると

  • 対局開始と同時に、牌山の牌順が固定される
  • 対局中に牌山や配牌が変更されることはない
  • 牌譜は暗号化されており、ユーザーが事前に牌山の情報を知ることは不可能

ということです。

じゃんたまではこの告知内容を証明するために「MD5ハッシュ検証システム」というものを導入しており、プレイヤーは下記の手順で牌操作がないことを確認できます。

  1. 対局中にドラ表示牌をタップして、MD5ハッシュを確認
  2. 対局終了後に、牌譜内でMD5ハッシュを確認
  3. 1のコードと2の牌譜内容が一致しているかを確認

かなり要約しておりますので、実際に検証をおこないたい人は、じゃんたまアプリ内の告知文を読んでみてくださいね。

このことから、少なくとも対局中の牌操作は起こり得ないとわかります。
加えて、牌譜を見れば「特定のユーザーにだけ良い牌が回るような並びになっていたかどうか」「配牌が特定の人だけ飛び抜けて良かったかどうか」の2点も確認できます。

牌操作があるという口コミの否定は、十分できるのではないでしょうか。

じゃんたま以外の麻雀アプリと牌操作

さて、じゃんたまの牌操作疑惑に関する口コミや公式の対応を見てきましたが、実は牌操作疑惑が出ているのは、じゃんたまだけではありません。

天鳳、麻雀格闘倶楽部、NET麻雀MJモバイル、Maru-Janなど、知名度のあるアプリには大抵「牌操作の疑い」がかけられています。

こうなってくると、牌操作疑惑はネット麻雀そのものの問題だと思って良いでしょう。
プログラムを介するが故に「プレイヤーの手の及ばない部分でなにかされているのではないか」と考えられてしまうというわけですね。

トランプやすごろくであっても、デジタルでプレイしていると似たような疑問が生まれるときがありませんか?それと同じ類であると考えられます。

オンライン麻雀における配牌の仕組み

では、オンライン麻雀の配牌とは、どのような仕組みになっているのでしょうか。

麻雀アプリMaru-Janの開発者コラム(https://www.maru-jan.com/content/developer/)にて面白い内容が記載されていましたので、共有します。

もちろんアプリによって使用しているプログラムは異なりますし、すべてのネット麻雀においてこうなっているとは断言できませんが、参考にしてください。

完全な乱数ではゲーム性が損なわれる

洗牌のプログラムを組む際には、乱数というものが使われます。
乱数を使うことによって、牌の順序に規則性を作ることなく、毎回ランダムな牌順を生成しているわけです。

そして、完全なランダムになるように組んだ乱数で配牌をおこなうと、牌に偏りがなくなります。
良く言えば、「きれいに混ざっている」状態です。

しかし、ゲームとしてはいただけません。
全員が7種7牌のような、どの役にも遠い配牌。かろうじて七対子は狙えるものの、戦略や読み合いが機能しない、面白みのない麻雀の出来上がりです。

コンピュータは組まれたプログラムに忠実であるが故に、人の手ではありえないほど正確に、バラバラになる洗牌をこなしてしまうわけですね。

リアル麻雀にも牌の偏りは存在する

乱数で作るプログラムは、もはやランダムではありません。
ランダムであれば、牌が偏るときと偏らないときの2パターンがあるはずですが、これでは1パターンになってしまいます。

そこでどうするかといえば、本当の意味でランダムになるよう、あえて牌が偏るプログラムを組むのです。

Maru-Janの開発者は、全自動卓の洗牌を研究し、そこで得た結果をもとにプログラムを組んだと話しています。
研究結果は、前局の牌の並びがある程度固まって配列され、回数を重ねるごとに固まり方が顕著になっていく、というものだったようです。

つまり、リアル麻雀にこそ牌の偏りが存在しているのです。

役が作りやすくなっている可能性は否定できない

牌が偏るプログラムを組む際に「何を基準とするか」は、開発者によって異なるでしょう。
Maru-Janでは、前局の並びを反映した偏りを組み上げることで、リアルに近いランダム性を生み出しました。

じゃんたまのプログラムの基準は公表されていないため、どのようなものかはわかりません。
初心者が楽しめるように、もしくは最後まで逆転が望めるように、「高い手を作りやすいプログラムになっている」という説を完全に否定することは難しいでしょう。

ただそこに言えることは、特定の誰かをアガらせるためではなく、ゲームを面白くするために組まれた偏りだということです。

じゃんたまの牌操作疑惑から見える実状

じゃんたまの牌操作疑惑から見えてきたのは、「ネット麻雀と牌操作疑惑は切っても切れない間柄で、おそらく疑惑の声が消えることはない」ということです。

牌譜を公開しても、牌の入れ替えがないことを証明しても、自分の手で混ぜた牌ではない以上疑惑の種は消えません。
リアル麻雀であれば「ツキに見放された」と考えるほかない場面でも、ネット麻雀では「ユーザーに公表していない裏事情があるはずだ」と言えてしまうからです。

じゃんたまで”意図的な牌操作”は起こらない

じゃんたまは、ユーザー自身が配牌を確認する手段を告知し、牌操作疑惑を否定。牌操作が起こり得ないことを証明しています。

しかし、それでもなお、Googleの予測変換で「じゃんたま 配牌 おかしい」と出てしまうほど、疑惑の声は止んでいません。

掛け金の発生しないネット麻雀は完全なる娯楽ですから、目的は楽しむことです。
牌操作を疑うことで楽しめないようならば、他の麻雀アプリを試すなり雀荘で麻雀を打つなり、環境を変えたほうが良いでしょう。

しかし、他の麻雀アプリでも一部のユーザーからは牌操作疑惑が出ていること、じゃんたまの中でも牌操作を感じないと言っているユーザーがいることは、知っておいていただければと思います。