麻雀の盲牌とは?コツやおすすめの練習方法を徹底解説

この記事を読んでいるあなたは

  • 盲牌とはなにか知りたい
  • 盲牌を身につけるコツが知りたい
  • 盲牌を早く身につけるための練習方法が知りたい

上記のように考えているかもしれません。
この記事では、麻雀のテクニックのひとつである盲牌についてお伝えしていきます。

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盲牌とは

盲牌とは、裏面になった牌の模様を指の腹で読み取り、どの牌なのかを当てる技術です。
読み方は、「モウパイ」もしくは「モウハイ」です。
麻雀牌の模様は彫刻なのでこういった事が可能なのですね。

一般的には親指を使用しますが、中指や人差し指で盲牌する人もいます。
中指を使った盲牌はそのまま打牌のモーションに入れるため、見た目がスマートです。

ツモるときに瞬時に盲牌ができれば、視認よりも打牌が早くなります。
手元に持ってくる前に思考の時間が生まれるからです。

また、洗牌のときに盲牌を使えば、積み込み系のイカサマにも使えます。
そういった背景もあり、昭和時代には「盲牌は雀士の必須技術」とも言われていました。

盲牌を身につける3つのコツ

麻雀がテーマの漫画やアニメでは当たり前のように使われている盲牌。
盲牌ができる雀士は強くて格好良い印象があるため、憧れを持つ人も少なくないでしょう。

ここからは、盲牌を身につけるコツを紹介していきます。
3つすべてを意識することで習得スピードが上がりますので、ぜひ活用してみてください。

難易度の低い牌から順に覚える

ひとつめのポイントは、一度にすべての牌を覚えようとしないことです。

麻雀の牌は全部で34種類と、非常に多いです。盲牌がまったく身についていない状態で34種の牌を裏返しにして触っていても、引き出しが多すぎて当てられません。

はじめは難易度別に牌を分け、少ない選択肢の中でどの牌かを当てられるまで練習しましょう。

ざっくりと難易度別に分けると、以下のようになります。

かんたん白、一筒、二筒、三筒、四筒、二索、三索、四索
普通白以外の字牌、一索、七索、八索、八筒、九筒、一萬、二萬
難しい五索、六索、九索、五筒、六筒、七筒、三萬、四萬、七萬、八萬、九萬
非常に難しい五萬、六萬

最初は、かんたんな7種の牌だけを抜き取って裏返し、的確に当てられるようになるまで練習します。
それに慣れたら、普通の13種、難しい11種、と続けていきましょう。
普通・難しいは牌の種類が多いので、2分割しておこなっても良いです。

すべてのグループを当てられるようになったら、かんたん+普通などのように牌を増やしていってください。

牌の触り方を一定にする

ふたつめのポイントは、牌の触り方を一定にすることです。

理由は下記の2つです。

  • 指の腹が捉える箇所を同じにすることで、識別しやすくする
  • 牌の触り方や時間の違いで待ち牌がバレるのを防ぐ

実戦で使いたいと考えている人は、特に注意してください。
たとえば、筒子が来たときは即打牌なのに索子のときは異様に長い、などとなれば周りに待ち牌をバラして回っているも同然です。

全体をスッと縦になぞる、キュッと摘むなど、自分が判断しやすい動きを定めておきましょう。
ちなみに、いくら一定でもグリグリと長時間触る行為はマナー違反です。

日常的に牌を触る

みっつめのポイントは、日常的に牌を触る習慣をつけることです。

結局のところ、盲牌というのは慣れです。
頭で理解している状態では、情報を引き出すまでに時間がかかってしまい、実戦では使えません。

大切なのは、触った瞬間に識別できるようになること。いわゆる体で覚えている状態になることです。

なにも、毎回全部の牌を取り出して本格的に練習する必要はありません。
たとえば、毎日洋服のポケットに3つほど牌を入れておく、などでも良いでしょう。
散歩中やテレビ鑑賞中など、とにかく空いた時間に牌を触る癖をつけるのがおすすめです。

牌ごとの盲牌のコツ

牌の特徴を知っておくと、盲牌をする際どこに注目すれば良いかがわかります。
牌ごとの特徴を紹介しますので、参考にしてください。

萬子

萬子の特徴は、「萬」の感触です。
字牌の漢字と比べると彫りが浅めで、牌の半分にだけ複雑な感触があります。

一萬

萬の感触と、余白の多さがポイントです。
牌の半分だけが凸凹としていて、ツルツルとした感触が来た後、1本だけ筋が通るのが一萬です。

二萬

萬の感触と、指の腹が捉える横線の数で判断します。
一萬と似ていますが、2本線が通る感触がわかるはずです。

三萬

二萬よりさらに凸凹感が増してきます。蛇腹のような感触が三の特徴です。

四萬

四萬になると、横線の主張が弱まります。
四の感触は口に近く、四角の中に指が収まる感覚があります。

五萬

五も萬も複雑なので、全体的に凸凹とした感触です。
五の上下の線の彫りが深く、指の腹に引っかかる感覚があります。

六萬

五萬と同じく、全体的に凸凹しています。
なべぶたの点と、「八」の斜め具合が特徴的です。

七萬

七の「一」の部分がポイントです。
横線1本が指に引っかかる感触は一萬に似ていますが、線が斜めになっているのが感じ取れます。

八萬

七萬より更に傾斜のついた斜め線が特徴的です。
彫りも深めなので指にしっかりとした引っ掛かりを感じます。
八の2本線の間にある余白も判断材料になるでしょう。

九萬

乙の下部分の堀が深く、引っ掛かりを感じます。
横棒1本の主張が強いですが、一萬より線が短く、周りが凸凹している感覚です。

筒子

筒子の特徴は、彫りの浅いザラザラ感です。
丸の中に模様が入っているため、ヤスリのような粗さを感じます。

一筒

親指全体にザラザラした感触があります。
縦に大きくなぞると円周を感じ取れるでしょう。

二筒

二萬からは、丸の数によって数字を判断します。
二萬は、親指の腹に2回丸が通る感覚です。

三筒

斜めに3つ丸が並んでいるのがわかります。
対極上にツルツルした感触があるのも特徴的です。

四筒

丸が2つずつ上下に分かれているので、真ん中にツルツルした部分があるのが特徴です。
ザラ・ツル・ザラ、の順番で感触が伝わってきます。

五筒

親指全体にザラザラした感触と、複数の丸を触っている感覚がきます。
真ん中は丸がひとつしかないので、親指の端にツルツルした感触があるのも特徴です。

六筒

丸が4つと2つに分断されているのが特徴的です。
ザラザラとした中に、1本ツルツルの線が入っている感触があります。

七筒

斜めに入った丸ラインが特徴です。
ツルツルした部分が三角形になっていることを感じ取りましょう。

八筒

余白なく丸が並んでいるのが特徴です。
六筒に似ていますが、ツルツルとした横線がないことで区別できます。

九筒

余白がほとんどなく、全面がざらついた感触です。

索子

索子は、一索を除き、竹の感触が独特です。
彫りが深めで、太い線が入っていることを捉えられるでしょう。

一索

孔雀の羽の部分がザラザラとしており、鳥の体部分は彫りが浅いのが特徴です。
縦に広く模様が描かれているので、あまり余白を感じません。

二索

余白が多く、縦に太い線が並んでいるのがわかります。
他に似ている感触の牌がないので、比較的かんたんに覚えられるでしょう。

三索

竹の感触とツルツルした感触が同時に来るのが特徴です。
半分はツルツルが多め、もう半分は真ん中に1本の太い線が入っているのが感じ取れます。

四索

親指の両端に真っ直ぐ線が走っている感触があります。
中心線が最後までツルツルしているのも特徴です。

五索

親指全体に深い彫りを感じます。
ポイントは中心の赤い竹。ツルツルもありつつ、中心に竹の感触があるのが五索です。

六索

親指全体にザラッとした感触があります。
余白の少なさで五索と区別し、模様の大きさで九索と区別します。

七索

上に1本出ている赤い竹が特徴的です。
ザラザラした感触があるのに、いきなりツルツルした場所が現れる感覚があります。

八索

中央の空白が特徴的です。
竹の感触があるのに平行線だけではない、というのも判断材料のひとつになります。

九索

六索に似ていますが、竹の模様が小さい分ザラつきが大きいです。
力強く触ると痛みを感じるほど、鋭利な感触です。

字牌

字牌の特徴は、余白の多さです。
真ん中に複雑な模様があるのに、指の腹以外にはツルツルした感触があるのが字牌と覚えましょう。
なお、白について説明不要なので、解説しません。

中心の1本線と口の感触が特徴的です。
四角を捉えられるけれど、西や中よりも複雑で凸凹した感覚が長くのが東です。

南の下部分に指の腹がはまる感覚があります。
やや長め・太めに伸びた、縦1本の線も特徴的です。

西

口の感触がきた後に、横1本に伸びた線を感じます。
一萬の「一」の感触があるのに、もう半分が複雑ではないのが西です。

縦に2本伸びた線が特徴的です。
また、「匕」の下部分が指に引っかかる感覚があります。

南に似た感覚がありますが、指の腹がはまる場所がありません。
全体的に硬く、複雑な印象を受けます。

縦1本線が特徴的です。
四に近い感触の後、指の真ん中に縦線を感じます。

盲牌のコツは牌の特徴を直感的に捉えること

盲牌ができるようになると、ツモ牌を手元に持ってくるまでの時間も思考に使えます。
また、他家の様子を観察することに視覚を使えるのもメリットです。

現代ではあまり重要視されなくなったテクニックですが、興味がある人は練習してみましょう。

コツは、各牌の特徴を直感的に捉えることです。
触れた瞬間に判別できるレベルでなければ、上に挙げたような恩恵は得られません。
日常的に牌を触って、感覚を研ぎ澄ませていってください。