この記事を読んでいるあなたは、
- 麻雀が強くなりたい
- 麻雀が強い人の特徴が知りたい
- 麻雀で強くなるためのポイントが知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「麻雀が強い人の特徴や攻め・守りで強くなるためのポイント」などを紹介します。
麻雀が強い人の特徴
麻雀が強い人の特徴を紹介していきます。
守り方が上手い
「守り方が上手い」というのも麻雀が強い人に見られる特徴の1つです。
麻雀というゲームは誰かが点数を得る事になれば、誰かが点数を失う、点数を取り合うゲームである都合上、時には攻撃を捨てて守りに徹する事も重要になってきます。
相手がリーチした後にロンをしなかった牌など、いわゆる「安全牌」などから捨てて行き、自分の役を作る事は後回しにする事も守りに入る上では大切です。
ベタ降りなどと呼ばれ、ともかく相手に役を上がらせず、流局などを狙う打ち方も時には必要になりますし、そういった守り方が上手い人は必然的に総合成績が良くなります。
いらない失点を防いでいる
麻雀においては、不要な失点を防ぐことも重要な要素です。
自分がとても強い役で上がれそうな状況になっていたとしても、上がれなければ何の意味もないのが麻雀です。
自分の上がれそうな役に拘って、相手の上がりに繋がってしまう牌を捨ててロンをされてしまった、という状況は恐らく麻雀を遊んだことがあるなら誰しもが経験があるでしょう。
そういったタイミングでも危険だと判断すれば上がる事を諦め、失点を防ぐ事で最終的な成績を良くする、といった駆け引きが上手な人の事を「麻雀が強い人」とも呼べます。
我慢強い
麻雀が強い事の条件として「我慢が出来る」という事も重要です。
麻雀というのは運にも大きく左右されるゲームであるため、当然実力だけではどうにもならずに、相手に先に上がられてしまい成績が良くないといった状況も存在します。
しかし、麻雀が強い人の多くはそういった時に焦ることなく、じっと我慢して戦局を見極める事が出来る、という冷静さがあります。
ゲームの流れが自分に向いてくるまで、あるいは相手が痺れを切らすまで、我慢強く待てるというのもまた麻雀が強い人の条件となっています。
引き際が上手い
麻雀に限った話ではありませんが、勝負は引き際が重要なものです。
麻雀においては特に「引き際が肝心」と言われる事もあり、どこで勝負に出るべきなのか、相手の手を予想したり自分の手を見てゲームの流れを見る事も重要です。
自分が大きな役で上がって大量得点を得られれば当然それが一番ではありますが、出来ない時にどうやって立ち回るか、という事を考えましょう。
自分の形成が不利あるいは相手の形成が有利と見た時に、その一局は無茶をせずに流す事を考える、といった引き際が上手い人は必然的に勝ちも多くなるでしょう。
リーチの使い方が上手い
リーチを上手に使う事ができるのも、麻雀が強い人の特徴です。
リーチをする事で「自分はもう役が出来そうだぞ」という宣言を行う事になるわけですが、状況によってはリーチは相手への牽制にもなります。
当然リーチが掛かっている状態の相手に捨て牌で振り込みをしたい、というプレイヤーは居ないため、捨て牌を捨てる際にもプレッシャーを掛ける事ができるわけです。
闇雲にリーチをしてもこういった効果はありませんが、上手にリーチを使って相手を警戒させる事で自分が損をしないように立ち回れるのは麻雀が強い人の条件と言えるでしょう。
捨て牌をしっかり確認している
麻雀において捨て牌を見る事は非常に重要です。
麻雀というゲームにおいて捨て牌というのは数少ない他のプレイヤーの手牌を予想する情報であり、同時に捨てた牌と同じ牌ではロンができなくなるため、いわゆる安全牌となります。
自分が捨てる牌を選ぶ際の指標の1つとなる上、相手がどんな役を作ろうとしているのかを推理する事もできるため、捨て牌を見る事は何よりも重要な要素です。
当然相手の手牌を確認する方法はないためあくまで予測にはなりますが、麻雀が強い人はこの捨て牌による予測をしっかりと立てている人が圧倒的多数となるでしょう。
【守り】麻雀で強くなるためのポイント/打ち方
麻雀の守りの面で強くなるためのポイントを紹介します。
守る際の判断は早めに行う
麻雀では、守りに入る際の判断は早めにする事も大切です。
極端な話、最初に手牌が配られた時点である程度どのような役が作れるかは決まってくるため、良くない手だと判断した時点で守りに徹するのも戦術の1つです。
引いてくる牌や、相手の捨て牌に鳴きを行う事で役を大きくできる可能性はありますが、それは相手も同じ事になるため、守りに徹すると決めたら早めに判断を行うに越した事はありません。
最初から勝負を投げるようであまり良い印象がないというのは初心者の考え方で、強い人はこの辺りの判断を素早く行い1局をプレイしています。
降りる際はキッパリと降りる
麻雀において守りを意識するなら「降りる」というのは非常に重要なポイントになります。
降りる、というのはつまり「自分の役を作る事」ではなく「相手に役を上がらせない」という守りを意識した打ち方の事を指します。
単純な計算にはなりますが、麻雀は4人でプレイするゲームであり、自分以外の誰かが上がる確率の方が高いゲームのため、守りを意識して打つ事は非常に重要です。
降りるか攻めるかを迷いながら打つよりは、降りると決めたのであればキッパリと降りる、という打ち方をする方が結果的に被害も少なくなる見込みがあります。
最下位にならないように立ち回る
麻雀で強くなるためには、最下位にならないように立ち回れる事も条件の1つです。
麻雀は基本的に「半荘」と呼ばれ誰かが役を上がって勝利する、あるいは流局してしまうまでの一連の流れ「1局」を8回繰り返して総合成績を競うゲームです。
その「半荘」の中で、1度だけ大きな役を上がって1位になったけれど、その後は全て最下位、といった成績であったのなら、総合成績では大きな負けとなってしまいます。
「半荘」の中で安定して2~3位を安定して維持出来るのであれば、総合的な成績で勝った、という事は多くあるため、最下位にならないように立ち回る事が重要になります。
【攻め】麻雀で強くなるためのポイント/打ち方
麻雀の攻めの面で強くなるためのポイントを紹介します。
無駄のない場面に合わせた攻撃
麻雀で強くなるためのポイントとして「無駄のない攻撃をする」というものがあります。
麻雀で上がるためにはいかに素早くテンパイ、つまり「あと1枚の牌で役が上がれる」という所まで手牌を揃えるかという事が重要になってきます。
自分がどの牌を捨てればテンパイになりやすくなるか、牌効率をしっかりと考えた上で手牌を捨てて自分の役を作る事を考える、というのも大切です。
単に役で上がる事だけを考えず、卓の状況・場面に合わせて、場合によっては相手に上がらせない打ち方に変えて臨機応変な対応が出来るようになるのも強くなる条件でしょう。
鳴きを利用して相手を揺さぶる
麻雀で強くなるためには「鳴き」を上手に利用する事も大切です。
通常ポン・チー・カンといった「鳴き」は、相手の捨てた牌を利用し、自分の役を作るために利用されるルールですが、必ずしも自分のために鳴きを行うとは限りません。
例えば「自分は今これだけ強い役が出来上がりそうだぞ」といった意味合いを込めて鳴きを利用する事で、相手に警戒させる、ゆさぶりを掛けるといった事も出来ます。
闇雲に鳴きを繰り返すだけでは捨てられる手牌が少なくなり、リスクも増えてしまいますが、効果的に鳴きを利用できるようになるのも強くなるための秘訣となるでしょう。
守り方がうまければ無理に攻めなくてよい
攻める事が出来なくても、守りが上手ければ最終的に勝つ事も可能です。
麻雀は守る事が最も肝要なゲームとも言われ、勝てるかどうか分からない手牌から役を上がる事を考えるより、いかに被害を最小限に抑えるかを考える人も多いです。
相手がどんな役を作ろうとしているか、といった事を何も考えずともかく自分の役を作り上がろうとする「攻撃型」という打ち方も存在しますが、運任せにもなってしまいます。
どうすれば被害を抑えられるか、最下位に落ちずに済むかという守り方を熟知していれば無理に攻める事はしなくても良い、というのは覚えておくべきでしょう。
麻雀が強い人に関するよくある質問
麻雀が強い人に関してよくある質問に答えていきます。
麻雀が強い人は頭が良い?
麻雀が強い人には頭が良いと言うよりは「頭の回転が早い人」が多いでしょう。
どうすれば自分の点数を大きく稼げるか、あるいは相手に点数をいかに稼がせないか、またはゲームの流れなど、考える事が非常に多いのが麻雀というゲームです。
そのためぼんやりとゲームを進行していては強い打ち手になる事はできませんし、全体的に見れば麻雀が強い人には頭の回転が早い人が多いという傾向が多い事になります。
ただし、それを麻雀以外の面で活かせるかどうかは結局人によるため、麻雀が強いからといって単純に頭が良いと言って良いのかは難しい所でしょう。
麻雀が強い人の平均順位はどれぐらい?
麻雀が強いと言われる人の平均順位は概ね2.4~2.3位と言われています。
麻雀というゲーム自体、運7割・実力3割、とも言われるほど運に左右されやすいゲームであるため、毎回毎回1着で終われる、というようなケースはほぼ存在しません。
他のゲームとは違い、麻雀というのは仮に一度も1着を取れなかったとしても、トータルで勝つ、という事が可能なゲームでもあります。
麻雀が強い人というのは大きな勝ちを拾えなくとも、平均的に見ればしっかり勝っている、としっかりバランスの取れた成績を取れているのが条件となるでしょう。
麻雀が強い人は仕事ができる?
麻雀が強い人はそれを仕事に活かす事もできます。
ただしそれは複数の事を同時にこなしたり、考える事が多い仕事などであれば麻雀と共通する要素もある、という話であって麻雀が強い人全てに共通するわけではありません。
麻雀はあくまでゲームであるため、ゲーム的な駆け引きなども存在しますし、麻雀が強いから仕事も出来ると短絡的に結びつけて良い話ではないでしょう。
効率的に物事を進めて、複数の事を考え作ながら業を行わなければいけない仕事・業種であれば、麻雀の強さが仕事にも活かされる可能性は高い、程度の話です。
麻雀が強い人の特徴まとめ
この記事では「麻雀が強い人の特徴や攻め・守りで強くなるためのポイント」などを紹介してきました。
麻雀は運が7割、と言われるゲームではありますが、強い人は漫然と打つのではなく、色々と考えて打っているという事がわかりました。
時には守りに徹する、機を見れば攻撃に転じるといった、他のゲームにも共通しているような事柄が多くあるため、これらを意識して打つ事が上達のコツとなります。
一見すると難しいルールが多い麻雀ですが、無料で遊べるアプリなども多く存在していますし、プロなどの実際に対局などをチェックして参考にしてみるもの良いでしょう。