麻雀の「焼き鳥」って何?遊び方、由来、回避方法を紹介

この記事を読んでいるあなたは

  • 麻雀の「焼き鳥」とは何か知りたい
  • 焼き鳥という名称の由来が知りたい
  • 焼き鳥の詳しい遊び方やルールが知りたい

上記のように考えているかもしれません。
この記事では、麻雀のルールのひとつである「焼き鳥」についてお伝えしていきます。

焼き鳥ルールで遊ぶときのコツについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

焼き鳥とは

はじめに、焼き鳥の概要を説明していきます。

半荘で1回もアガれなかった人に罰則を課すローカルルール

焼き鳥とは、半荘戦で1回もアガれなかった人に罰則を課す、というローカルルールです。

ローカルルールの中では代表的な部類に入り、雀荘やオンライン麻雀でも取り入れられているケースがあります。

焼き鳥ルールでは、罰則になった人のことを指して「焼き鳥」と言います。
点数とは関係なく、アガリの回数で判断されるのが大きな特徴ですね。
点数的にはビリでなくても焼き鳥罰符を支払わなければいけないため、安手であろうともいかにアガるかが重要になってきます。

ちなみに、ハコテンと焼き鳥は複合するので、非常に痛い出費になります。

由来は諸説あり

焼き鳥の名称の由来は諸説ありますが、「飛べない鳥説」と「点数をむしり取る説」が有力です。

飛べない鳥説は、麻雀とスズメが深く関係しています。
麻雀牌のデザインには、スズメの姿が描かれていますよね。
そして、アガるというのは、そのスズメが飛び立つことを意味する、としています。
アガれなかった鳥は、飛べない鳥として焼き鳥にされる運命です。

点数をむしり取る説は、アガれた人は点数をむしり取る側、アガれなかった人は点数をむしり取られる側という考えに基づいています。
鳥を焼き鳥にするときには、下処理として羽をむしり取るため、アガれなかった人は「焼き鳥にされてしまう運命」という解釈ですね。

焼き鳥ルールでの遊び方

では、焼き鳥ルールでの詳しい遊び方を説明していきます。

まずはじめに、焼き鳥マークを用意します。
焼き鳥マークは、通常の麻雀では使用しない特殊なプレートです。
表面に焼き鳥の絵が書いてあり、アガったときに裏返すことで焼き鳥回避を表す、というものです。

麻雀牌とセットになっていることもありますが、無い場合は単品売りされていますので、あらかじめ用意しておきましょう。
1人1枚使うので、合計4枚の焼き鳥マークが必要です。

焼き鳥マークの用意ができているようなら、次にルールの確認をします。
焼き鳥は、ルールが厳密に定まっておらず、地域やプレイヤーによって認識の差が大きいです。

  • 焼き鳥罰符の金額
  • 受け取るプレイヤーは1人か複数か
  • 焼き鳥罰符は最終順位に影響するか

などの項目についてすり合わせをしておくと、後々トラブルになりません。

ここまでできたら、ゲーム開始です。
焼き鳥マークを、それぞれ他家からも見える位置にセットしたら、通常通りゲームをおこないましょう。
アガった人は焼き鳥マークを裏返し、半荘戦を最後まで遊びきります。
最後まで焼き鳥マークが表面のままだった人は、罰符を支払ってゲーム終了です。

焼き鳥ルールQ&A

つづいて、焼き鳥ルールの細かいルールを確認していきます。

焼き鳥罰符の点数はいくら?

焼き鳥罰符の点数は、10,000~30,000点が一般的です。
厳密には決まっていないので、プレイヤー全員が納得していれば増減させても構いません。

ただ、あまりに低いと焼き鳥を回避する必要性がなくなりますし、逆に高すぎると安手で早くアガるだけのゲームになり、心理戦や高度な駆け引きが楽しめなくなる恐れがあります。
麻雀自体のゲーム性を崩すことなく、新たな刺激を加えられる点数におさめるのが、適度なゲームバランスだと言えるでしょう。

焼き鳥の点数を受け取るプレイヤーは誰?

焼き鳥の点数を受け取るのは、焼き鳥を回避したプレイヤー全員、というのが一般的です。
つまり、焼き鳥者が1人だった場合は、他の3人で山分けですね。

ただ、トップが総取り、30,000点を超えたプレイヤーのみで山分けといったルールも存在するので、ゲーム開始前に確認しておきましょう。

焼き鳥対象者が複数いた場合はどうする?

焼き鳥対象者が複数人いた場合は、残りのプレイヤーで山分けするのが一般的です。

焼き鳥の精算タイミングはいつ?

基本的には、順位決定後に焼き鳥の精算をして、ゲーム終了とします。
ただ、中には焼き鳥の精算が完了してから、点数計算をしてゲーム終了、というルールで遊ぶ人もいるので、確認が必要ですね。

焼き鳥による順位変動はある?

焼き鳥による順位変動の有無は、焼き鳥の精算タイミングによって異なります。
焼き鳥の精算が、点数計算後なら順位変動なし、点数計算前なら順位変動ありです。

焼き鳥に付随する3つのローカルルール

焼き鳥ルールで遊ぶときに忘れてはならないのが、付随ルールです。

焼き鳥罰符は、半荘戦を最後まで遊んではじめて発揮される罰符です。
場合によっては、東場だけで全員が焼き鳥を回避してしまう、というケースもでてきます。

そんなときに、ゲームの盛り上がりを損なわないよう考えられたルールを、3つ紹介します。

焼き直し

ひとつめが「焼き直し」というルールです。
焼き鳥リターンズ、フェニックス、焼き鳥返しなどと呼ばれる場合もあります。

ルールは、「全員が焼き鳥を回避した場合には、最後の1人が回避した時点で4人全員の焼き鳥が復活する」というものです。
ほかにもアレンジルールとして、「最後の1人がツモでアガった場合、他3人の焼き鳥が復活する」「最後の1人がロンでアガった場合、振り込んだ人の焼き鳥が復活する」というものもあります。
アレンジルールの方は、「先に焼き鳥回避するのは損」という見方になるので、より駆け引きが楽しめますね。

焼き戻し

ふたつめが、「焼き戻し」というルールです。
これには複数の意味合いがあるので、ルール内容まで確認しておいたほうが良いです。

解釈は以下の3つ。

  • 焼き直しと同義
  • 焼き鳥マークを裏返さずに次の局をはじめてしまった場合、焼き鳥回避がなかったことになる
  • すでに焼き鳥を回避した人が焼き鳥者に振り込んだ場合、振り込んだ人の焼き鳥が復活

みっつめのケースでは、最後の焼き鳥者でなくても適用されるため、全局を通して放銃が致命的になります。待ち牌読みなどの心理戦が必須になるので、より高度な勝負が楽しめます。

焼き豚

みっつめが「焼き豚」というルールです。

これは、オーラスで焼き鳥者に振り込んだ人に、焼き鳥罰符と同額のペナルティを課す、というルールです。

焼き直しや焼戻しのルールも取り入れている場合は、基本的にオーラスまで焼き鳥者が残っています。
そこに焼き豚もプラスすることで、最後まで気を抜けない、スリリングな勝負になりますよ。

焼き鳥を回避するための戦略

最後に、焼き鳥ルールで遊ぶ際、罰則がつかないようにする戦略をお伝えします。

とにかく手を早くする

まず大前提として意識したいのが、早くアガることです。
立直や役牌など、出現率が高く少ない手牌で役がつくものを揃え、安手でもアガってしまいましょう。
焼き直しなどの付随ルールがない場合、一度アガってしまえばその後の局では安心してプレイできます。

焼き鳥メンツへの集中攻撃も効果的

少々いやらしい手ですが、焼き鳥回避者同士で連携をとって、焼き鳥者をアガらせないようにするのも効果的です。
焼き鳥者の親を流す、鳴きを使って順番を飛ばすなどして、攻めていきましょう。

焼き鳥は”飛べない鳥”に高額罰則がつく特殊ルール

焼き鳥は、半荘戦で1回もアガれなかった人が、10,000~30,000点の高額罰符を支払う、というローカルルールです。

振り込み率や順位に関係なく、アガれなければ最後に大きな出費が待っているため、「安くても早く」「門前よりも鳴き」の勝負が繰り広げられます。

いつもとは違ったゲームが楽しめるので、麻雀慣れしたメンツで打つときにはぜひ取り入れてみてください。