この記事を読んでいるあなたは、
- Mリーガーの堀慎吾とは誰かを知りたい
- 堀慎吾のMリーグ成績を知りたい
- 堀慎吾が所属しているチームを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに「【Mリーグ】堀慎吾のプロフィールや成績、年収」を紹介します。
【Mリーグ】堀慎吾とは
出典:https://twitter.com/elis0323/status/1484411515365367810
堀慎吾とは、日本プロ麻雀協会、MリーグKADOKAWAサクラナイツに所属するプロ雀士です。
小学校5年生の際に両親からスーパーファミコンの麻雀ゲームを買ってもらったことがきっかけとなり、麻雀と出会いました。
中学・高校では「哲也~雀聖と呼ばれた男~」という麻雀漫画にハマり、現実でも友人と麻雀に打ち込む日々が続きます。
高校卒業後は進学せず、六本木にある麻雀店「まーくん」で働くようになりました。
ちなみに「まーくん」では仲林圭が同僚、吉田光太などがお客さんとして来ていました。
麻雀プロになった動機は、25歳まで働いていた雀荘の同僚女性です。
その女性が「夢をもって一生懸命やっている麻雀プロってかっこいいよね」と言っていたことをきっかけに、麻雀プロを目指します。
当時、麻雀プロには全く興味のなかった堀慎吾でしたが、「全然かっこよくない、僕の方が強いのに!それなら麻雀プロになったらかっこいいと思ってもらえるのか?」と麻雀プロに怒りを持ち、2010年に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格しました。
プロテストの面接では「麻雀業界の発展のため…」と嘘をついて入会したものの、プロ入りすると思った以上に楽しくなり、すぐに競技麻雀の虜となりました。
プロ入り前から高い実力を持っていたため、対戦する相手は「強い」「怖い」といった印象を受けていたようです。
YouTubeチャンネル麻雀遊戯王のなかの「Mリーグチームをつくろう!」ではトップMリーガーの二階堂亜樹や白鳥翔、松本吉弘の3人が堀慎吾を1位指名しました。
その後2020年に行われたMリーグドラフト会議において、KADOKAWAサクラナイツから指名を受け、Mリーガーの仲間入りを果たします。
Mリーグでは2021シーズンで同じチームだった沢崎誠が入院のため欠場したため、12回中7回登板しました。
セミファイナル・ファイナル共に個人成績1位を収め、KADOKAWAサクラナイツの初優勝に大きく貢献します。
Mリーグで強い人といえば、多井隆晴と堀慎吾は必ず挙げられるほど、業界でも高く評価されています。
現在は趣味の競馬に夢中となっており、自身のYouTubeは麻雀ではなく競馬チャンネルを開設するほどです。
なお、堀慎吾のプロフィールは以下の通りです。
生年月日 | 1984年3月23日 |
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身長 | 164㎝ |
出身地 | 新潟県新発田市 |
趣味 | 競馬、将棋 |
所属団体 | 日本プロ麻雀協会 |
SNSアカウント |
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獲得タイトル |
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堀慎吾の経歴
堀慎吾は、2010年に日本プロ麻雀協会に入会、2020年からはMリーグKADOKAWAサクラナイツに所属しています。
高校卒業後は都内の雀荘で働き、2010年に雀王になった鈴木たろうは当時の同僚です。
名立たるプロも通う雀荘で、毎日のようにプロと対戦したおかげかかなりの腕前になっており、プロの間でも「アマチュアでかなり強いやつがいる」と噂になるほどでした。
鈴木たろうに何度もプロになることを勧められますが、プロ雀士には全く興味がなかったそうです。
そんな彼がプロ雀士になったのは、好意を寄せていた女性の「麻雀プロってかっこいい」という言葉でした。
「自分よりも弱いくせに」という麻雀プロへの怒りからプロテストを受け、見事合格します。
「麻雀プロは弱い」「自分より強い人はいない」「雀王はいつか獲ると思っていた」「相手はいくら強くても構わない」「天狗になっている選手の鼻をへし折りたい」など、自身の強さを疑うこともない堀慎吾は「ビッグマウス」と呼ばれています。
しかし、そんな彼の麻雀観が変わるほどの出来事が起こりました。
2015年に行われたWEST ONE CUPの準決勝で、大量の貯金をしていたにも関わらず大敗してしまいます。
「あんな悔しい気持ちになったのは初めてだった」と相当落ち込み、これを機に一打一打をより大切に、ストイックに打つことを心掛けたそうです。
するとその後、2017年には第12期最高位戦Classic、2019年には第18期雀王を獲得します。
2020年にはKADOKAWAサクラナイツから指名を受け、Mリーガーとなります。
翌2021シーズンでは個人成績1位を獲得し、KADOKAWAサクラナイツを初優勝に導きました。
学歴について
堀慎吾は、1984年3月に新潟県新発田市出身のMリーガーです。
小学校5年生の際に流行っていた麻雀ゲームを買ってもらい、麻雀と出会います。
ルールはわからなかったものの、3枚1セットを作ればリーチボタンが出るのだと思いながらプレイしていたそうです。
幼いころからゲームは得意だったと話しています。
本格的にハマったのは、中学~高校時代に読んだ「哲也~雀聖と呼ばれた男~」を読んだのがきっかけです。
麻雀牌がある友人宅に集まり、没頭していました。
麻雀のことだけを考えていたため高校卒業後は進学せず麻雀で生計を立てるために上京、都内の雀荘で働き始めます。
堀慎吾の所属先チーム
堀慎吾の所属チームについて解説します。
これまで所属したチーム
堀慎吾は、KADOKAWAサクラナイツの所属です。
KADOKAWAサクラナイツは2019年に発足し、2020シーズンは準優勝、2021シーズンに初優勝を飾っています。
オーナー企業のKADOKAWAが運営する「ところざわサクラタウン」のアピールと「騎士(ナイト)のように信義を持ちたい」という意味を込めて名付けられました。
初期メンバーは内川幸太郎、岡田紗佳、沢崎誠の3名、翌年のドラフト会議で堀慎吾が指名を受けています。
2022年には沢崎誠が病気療養につき退団、渋川難波が指名されました。
今後移籍する可能性はある?
堀慎吾が今後移籍する可能性は、ほぼないでしょう。
Mリーガーとなった2020シーズンの個人順位は5位、2021シーズンはセミファイナル・ファイナル共に1位と初優勝に大きく貢献しています。
最強Mリーガーとして評価される声も多く、KADOKAWAサクラナイツが手放すとは考えにくいです。
ただ、2022シーズンではレギュラー・セミファイナル共に23位、ファイナル出場を逃すという結果に終わっています。
またMリーグのルールに則り、2023シーズンでファイナル出場を逃せば、KADOKAWAサクラナイツはメンバーを1人以上変更しなくてはなりません。
そのため、2023シーズンの成績次第では移籍の可能性はゼロではないでしょう。
堀慎吾のMリーグ成績/戦歴
堀慎吾のMリーグの成績について解説します。
個人成績
堀慎吾のMリーグの個人成績は、以下の表の通りです。
レギュラーシリーズ | セミファイナル | ファイナル | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
Pt | 順位 | Pt | 順位 | Pt | 順位 | |
2020 | 275.6 | 4 | 37.7 | 10 | ▲25.1 | 8 |
2021 | 178.8 | 9 | 158.3 | 1 | 52.1 | 1 |
2022 | ▲124.2 | 23 | ▲166.7 | 23 | ‐ | ‐ |
チーム成績
堀慎吾のMリーグのチーム成績は、以下の表の通りです。
レギュラーシリーズ | セミファイナル | ファイナル | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
Pt | 順位 | Pt | 順位 | Pt | 順位 | |
2019 | 48.4 | 4 | 284.7 | 1 | ▲249.1 | 4 |
2020 | 497.3 | 2 | 294.5 | 2 | 103.4 | 2 |
2021 | 177.0 | 6 | 248.5 | 1 | 202.0 | 1 |
2022 | ▲41.5 | 4 | ▲376.0 | 6 | ‐ | ‐ |
堀慎吾の年収はいくら?
堀慎吾の年収は、1,000万円程度と予想されます。
Mリーグの年収は最低400万円ですが、堀慎吾ほどの実力の持ち主に最低年俸とは考えにくいでしょう。
また、堀慎吾が入った2020シーズンでKADOKAWAサクラナイツは準優勝し、賞金は2,000万円を獲得しています。
さらに2021シーズンで優勝しており、優勝賞金は5,000万円です。
そのほか雑誌やメディア出演、本の出版、ゲスト出演なども行っています。
これらの功績や仕事内容から年収は1,000万円、もしくはそれ以上もらっているのではないでしょうか。
なお、堀慎吾の競馬チャンネルを解説していますが、登録者数は8,700人程度であるため、YouTubeからの収入はほとんどないと思われます。
競馬には相当熱中しているため、完全に趣味と考えているのかもしれません。
堀慎吾は結婚している?
堀慎吾は既婚、2児の父親です。
奥さまの由希子さんは、日本プロ麻雀協会に所属する麻雀プロでした。
お子さまは長男のふみとくん、長女のきみかちゃんで、X(旧Twitter)でも度々写真が登場しています。
麻雀プロは世間のイメージがあまり良くなかったものの、Mリーガーに選ばれたことで子供に堂々と自分の職業が話せると語っていたそうです。
堀慎吾の経歴や戦歴のまとめ
この記事では、「【Mリーグ】堀慎吾のプロフィールや成績、年収」を解説しました。
堀慎吾は、最強のMリーガーとも称される実力の持ち主です。
最高位戦Classicや雀王の獲得、所属するKADOKAWAサクラナイツの準優勝、優勝に大きく貢献し、着実に実績を積み重ねています。
ただし、2022シーズンはファイナル出場を逃してしまいました。
2023シーズンではファイナル出場のため、実力以上の力が発揮されるのではないでしょうか。
今後の活躍からますます目が離せません。